花とゆめ ８号

　３月19日発売。好みの作品は、３本。

●神様はじめました／鈴木ジュリエッタ
　連載21話。巴衛に思いを伝えた奈々生だが、ふられてしまった。それでも、普段通りに接してくる巴衛は、決して触れないという約束は、守っているようで、それも寂しさを感じる奈々生……。そんな時、友人に誘われ、海水浴に行く事になった奈々生だが、なぜか、巴衛が猛反対して……。
　巴衛も大変ですね。奈々生に付かず離れずという距離感が難しいところです。結局、暇を持てあましているような瑞希の参入で、奈々生に振り回される事になりますが、海に、何があるのか……。巴衛が抱えている問題も気になります。

●今日も明日も。／絵夢羅
　連載21話。はるかが仕事で家を空ける事になり、その間、ちかを預かる事になった稜。投稿するマンガに集中して、食事も忘れるような状態だと言う彼女に、稜は……。
　ちかって、天然ぽい性格ですが、稜の言葉には、敏感に反応しますね。毒を吐いて反論するちかの表情に、年相応の色っぽさも感じましたし、ころころ変わる表情は、見ていて飽きません。ただ、家庭の事情絡みで、混沌としてきたようで、家の事はともかく、マンガの投稿が間に合うのか、微妙な状況ですね。

●Ｓ・Ａ／南マキ
　連載99話。最終回です。結局のところ、光は、初志貫徹を選んだ。彗に勝つ事を本気で考え、全力で行動する……。そんな光に対し、彗は、目的を果たしたらどうするのかと聞く……。
　光と彗、この二人は、いつまでも仲良く勝負しているような気がします。自分が負けたら離れていくのでは……という不安も、光の迷いのない目標で、完全に払拭しましたし、十分すぎる程、彗を喜ばせたようですね。当然、彗も、それに負けないような反撃をしましたけど……。微笑ましい結末でした。

S・A(スペシャル・エー) 14 (花とゆめCOMICS) 作者: 南 マキ 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2008/07/17 メディア: コミック

今日も明日も。 1 (花とゆめCOMICS) 作者: 絵夢羅 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2008/07/17 メディア: コミック

神様はじめました 2 (花とゆめCOMICS) 作者: 鈴木 ジュリエッタ 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2009/01/19 メディア: コミック

タグ：花とゆめ ＳＡ 神様はじめました 今日も明日も レビュー

コメント 4

『今日も明日も。』がちょっと読んでみたくなった。
最近読みたいマンガという席が空席続きだったので期待をしながら探してみます。
by かのつ (2009-06-10 23:43) 

Ｓ・Ａ最終回ですかー

アニメお気に入りだったので、ラスト気になるなー

コミック揃えるべきか・・・揃えないべきか・・・（原作は未読）＾＾；；；
by うっちー (2009-06-11 19:39) 

かのつさん＞
　コメントありがとうございます。
　「今日も明日も。」は、漫画家という設定のせいか、リアルなエピソードも多く、子犬のように無邪気で可愛いヒロインが魅力の作品です。おすすめです。＾＾


by 「直chan」 (2009-06-11 23:28) 

うっちーさん＞
　コメントありがとうございます。
　Ｓ・Ａ…は、相変わらず、仲良く勝負しているという感じで、一進一退しながらの関係という事もあり、あまり変化の見られない結末だったように思います。全体的にも、断片的に面白い作品でしたので、なかなかおすすめしづらい部分もありますが、アニメを気に入っていたという事でしたら、楽しめるかも知れませんね。＾＾

by 「直chan」 (2009-06-11 23:49)