花とゆめ　10号：「直chan」ＷＯＲＬＤ：SSブログ

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花とゆめ　10号　[少女マンガ] [編集]

　４月20日発売。好みの作品は、４本です。

●ＬＯＶＥＳＯＬＩＦＥ／こうち楓
　連載。ベビーシッターのアルバイトを通して、施設では味わえない家庭の小さなイベントを、心から楽しんでいる詩春は、こどもの日が近づき、鯉のぼりや柏餅を、用意して、子供と一緒になって、遊んでいた……。
　基本的に、微笑ましい日常を描いた作品ですが、ベビーシッターのアルバイトをこなしつつ、無邪気に楽しんでいる詩春に、とても魅力を感じます。双子の子供もリアクションが可愛いですし、詩春の優しい笑顔と併せて、ほのぼのとした雰囲気に、癒されますね。

●神様はじめました／鈴木ジュリエッタ
　連載23話。　龍王に捕らわれた巴衛を助ける為、瑞希の力を借りて、過去へ飛んだ奈々生は、災いの元を絶とうとするが、過去の巴衛の状況を知り、何も出来ずに戻ってきた……。
　困っている人、苦しんでいる人を見過ごせず、自分の身を削っても助けようとする姿は、奈々生らしいと言えますが、側にいる人にとっては、見ていられないという感じですね。それは、瑞希も例外ではなかったようで、何とも大胆な行動に出て、驚かされました。でも、巴衛が復活したら揉めそうですけど……。

●星は歌う／高屋奈月
　連載34話。　千広の過去を知った上で、彼から離れないと決めたサクヤ。一方、サクヤが傷付くのが目に見えている関係に、納得できない聖は、頑なに反対していたが……。
　聖も何か辛い出来事を抱えているようですね。あまりにもサクヤと違うタイプですし、一緒にいるのが不思議でしたが、サクヤに憧れるものがあったと見るのが、妥当なところですね。

●今日も明日も。／絵夢羅
　連載23話。ちかが、むりやり家に連れ戻されたと知った稜は、夏澄と協力して、救出に向かった。そして、計画通り、ちかを助け出した稜だが……。
　救出に成功しても、ちかの兄が納得しなければ、同じ事の繰り返しでしょうね。厳しい条件ではありますが、彼らからの最大限の譲歩と言えそうですし、はるかも乗り越えたハードルという事もあり、条件としては、妥当なところかも知れませんね。