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おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第12話 [アニメ]

 TVアニメ「おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第12話」を、見ました。地区予選第5戦、美丞狭との対戦も最終回の守備に付くが、連続ヒットで、失点する。配球のサインを盗まれている事に気付くが、立て直す間もなく、駄目押し点を浴びて……。

 リアルな描写が売りの作品ですし、負ける時は、こんなものですよね。三橋には、投手として必要な条件を実感させられたエピソードでしたが、結局、いいところは見せられずに終わってしまったように思います。コントロールの良さだけではなく、独自の癖のあるストレートで翻弄させるという手もあったかも知れませんし、実力を出し切れずに終わったのは、とても残念です。



おおきく振りかぶって~夏の大会編~オリジナルサウンドトラック

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  • アーティスト: TVサントラ,Galileo Galilei,チュール,法政大学第二高等学校吹奏楽部
  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2010/06/23
  • メディア: CD



おおきく振りかぶって ~夏の大会編~1 【完全生産限定版】 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: DVD



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花火師

新人戦編もやってくれるといいな〜
by 花火師 (2010-06-26 10:03) 

HINAKA

HINAKAです。

直chan様

日本のスポーツ・アニメで、最も古くて伝統があるのに、マンガもアニメも最も前時代的な精神論と、ピッチャー&4番バッター至上主義を、長らく続けて来た日本アニメも、ようやくここまで来たか!という、作品ですよネ。
原作マンガはもちろんですが、アニメも実に丁寧に上手く描いていると思います。こう言っては何ですが、作品としては嫌いではないのですが、「野球という競技」を考えると、NHKがアニメ放映している「メジャー」は、古き良き精神論野球マンガ。子供の頃からエースで4番!的スタイルの、現代版の典型だと思います。

まず、基本はバッターに対するピッチャーとキャッチャーの駆け引きに始まって、今さらながらバッテリーだけで野球はやるものでは無いし、できるものじゃないと言う、ごく当たり前のチーム・プレーの確認。
けれども、「野球は9人で戦う」とは言っても何かあれば、すぐに控えの選手にも出番は回ってきます。つまり、10番目のピッチャーや11番目の4番が、特に選手権のような大きな戦いになれば、必ず出て来る!と言う、当たり前の事実を無視し続けて来た、これまでの野球マンガやアニメ。
まァ、一種の夢や憧れ、ファンタジーと考えれば、それも有りだとは思いますが、現代野球の根幹である「考える野球」がプロ野球監督・野村氏の名言ですが、「次に自分が何をすればいいのか?その為にはどうすればいいのか?その為には何を練習する必要があるのか?そんな当たり前の事さえ、プロになっても分かっていない!」日本の、考える組織野球の草分け的存在なだけに、その言葉には重みがあります。

あの天才・イチロー選手ですら、何も考えていないメジャーリーグ・ベースボールに、時々我慢できなくなる事があるそうです。
本場の?アメリカ野球ですら、そうなのですから、日本で組織野球を描いても、面白いとは思えない!と言う常識を見事に覆した原作マンガと、その原作の持ち味を壊さずに見事にアニメ化した事に、本当に敬意を表します。

さらに、選手だけではなく、まず選手のお手伝いさん的なマネジャーではなく、まさしくマネージャー=管理者としての仕事(選手の健康管理、敵味方戦力の分析、練習メニューその他モロモロ)まで、面倒をみるのも、マネージャーの大事な仕事。
だからこそ、今は全国大会でも、マネージャーはベンチに入れる……単純に、男女平等の教育的要請からでは、無いのです。そして、それこそベンチに入れない、応援団!炎天下でのブラスバンド、チアガール、1試合ならともかく順調に勝ち進むと、こちらも少人数では持ち堪えられません!

そして、高校野球で何気に大きな力(場合によっては邪魔!)になるのが、選手達の家族特に両親の理解と協力……これなくして、今の高校野球は語れないでしょう!

などを見事にさり気なく、必須のドラマのとして盛り上げて、見せてくれたアニメに感謝!です。
なぜか、夏の大会で全てが終わる事が多い、高校野球マンガで夏の大会県予選で負けたところで、「さて次は新人戦、行くよッ!」という、監督の言葉の力強さ!!このチームは皆1年生、後2年半しかないと思うのか?後2年半もある!と思うのか?

原作は恐らく、新人戦から秋季大会、そしてなぜか高校野球マンガでは無視されがちな、「春の選抜大会」に向けて、着々と進んで行くのでしょう。
監督の謎の部分や、三橋君の御両親の駆け落ち話など、色々と野球以外の興味も残しているので、本当に続編が期待されると思います。

なお余談ですが、20年以上続いている月刊誌連載のマンガ(この作品もそうですが……)で、現在に至るまで続いているバスケット・マンガがあります。
にも関わらず、物語中ではまだ1年経っていません!この間に、様々なルールや大会の形態変化が起こり、とうとう作者が「今後は、この作品内の大会終了まで、このままで行く!」と宣言する始末です。
アニメにもなったこの作品、良くできているだけに、現実社会や実際の競技や大会の在り方とのギャップに、苦労しています。月間連載で、丁寧に試合や練習を描けば、長引く事は必至なので、その辺の兼ね合いも難しいところだと思います。

という事で、心配ではありますが、是非次期アニメ化も、期待したいところです!
それでは、また。

by HINAKA (2010-06-27 21:01) 

「直chan」

花火師さん>
 コメントありがとうございます。
 確かに、続編は、見てみたいですね。^^
by 「直chan」 (2010-06-30 22:00) 

「直chan」

HINAKAさん>
 コメントありがとうございます。
 いい作品でしたよね。奇跡とか、特殊な能力、才能などに頼らず、等身大の爽やかな青春ストーリーという感じで、好感が持てます。
by 「直chan」 (2010-06-30 22:06) 

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