花×華(3) [ライトノベル]
ライトノベル「花×華(3)」を、読みました。映像研の活動として、撮影合宿を終えた園端夕たちは、成宮花と東雲華の両ヒロインの活躍で、最高の映像を撮る事ができた。残りの夏休みは、思い出作りに、夏祭りなどを満喫する予定を立てていたが、そんな中、華が、家庭の事情で、避暑地の別荘へ行く事になり、一緒に過ごせなくなってしまった。プールや肝試しなど、楽しい出来事とは裏腹に、いつもは、隙あれば、夕に迫ってくる花も調子を崩している様子で、気にかける夕だが……。
今回は、新たな撮影のエピソードはなく、恋愛要素が大増量という感じでした。いつもは、夕へのアプローチで、互いに足を引っ張り合い、未遂に終わる二人ですが、華が欠けた事で、花の独断場というか、これまでで最高という魅力であふれていました。罪悪感で、躊躇しながらも、気持ちが抑えられなくなる言動が、切なく、また、色っぽく描かれていて、前半は、花の可愛さに悶える程……。邪魔が入らないと、恋愛のイベントもフル稼働状態で、どんどん親密になって行くのが、はっきりとわかりましたし、事故と言うべきか、ライバルに一歩リードとなる出来事まであり、これは、勝負あったとさえ感じられました。そんな状況からも同レベルまで挽回してしまう後半の華も見どころ満点で、花と同じく、二人っきりというシチュエーションの中、ちょっとだけ入ったダークな要素を引き立てながら、揺るぎない愛情表現は、かなりドキドキさせられる展開でした。
花と華、最初は、夕の撮る映像に惹かれたというのが切っ掛けでしたが、今回のエピソードでは、夕のすべてが好きという感じで、どちらも一歩も引かない三角関係のラブコメという展開も濃厚になって来たように思います。
◆前作のレビュー
(2) http://nao-chan.blog.so-net.ne.jp/2010-09-18
(1) http://nao-chan.blog.so-net.ne.jp/2010-09-14
今回は、新たな撮影のエピソードはなく、恋愛要素が大増量という感じでした。いつもは、夕へのアプローチで、互いに足を引っ張り合い、未遂に終わる二人ですが、華が欠けた事で、花の独断場というか、これまでで最高という魅力であふれていました。罪悪感で、躊躇しながらも、気持ちが抑えられなくなる言動が、切なく、また、色っぽく描かれていて、前半は、花の可愛さに悶える程……。邪魔が入らないと、恋愛のイベントもフル稼働状態で、どんどん親密になって行くのが、はっきりとわかりましたし、事故と言うべきか、ライバルに一歩リードとなる出来事まであり、これは、勝負あったとさえ感じられました。そんな状況からも同レベルまで挽回してしまう後半の華も見どころ満点で、花と同じく、二人っきりというシチュエーションの中、ちょっとだけ入ったダークな要素を引き立てながら、揺るぎない愛情表現は、かなりドキドキさせられる展開でした。
花と華、最初は、夕の撮る映像に惹かれたというのが切っ掛けでしたが、今回のエピソードでは、夕のすべてが好きという感じで、どちらも一歩も引かない三角関係のラブコメという展開も濃厚になって来たように思います。
◆前作のレビュー
(2) http://nao-chan.blog.so-net.ne.jp/2010-09-18
(1) http://nao-chan.blog.so-net.ne.jp/2010-09-14
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