＜物語＞シリーズセカンドシーズン第15話

　ＴＶアニメ「＜物語＞シリーズセカンドシーズン第15話」を、見ました。暦の部屋に忍び込み、家捜しをして、御札となったクチナワのご神体を見つけた撫子だが、そこへ暦が乱入……。御札を使う事を止めるように説得されるが……。

　撫子が、まさかのラスボス化……。失恋で、ここまで人を変えるのかと、怖くなりました。蛇神が怪異の範疇なら、忍の妖刀で解決できそうですが、暦はともかく、忍がここまで痛めつけられているとなると、厳しい状況ですね。客観的には、バッドエンドに見えても、撫子の視点では、そうでもないと言うか、狂気に満ちた発想が、本心だとすると、本当の意味で、救いようがありませんね。あと、ここまで事態を悪化させた一端として、忍野扇の存在も無視できないと思います。深読みすると、こうなるように誘導したとさえ思えてきて、ちょっと気になりますね。それから、タイミングよく、しかも事情を知っている素振りのひたぎが介入した点にも、引っかかりがあります。とりあえず、ひたぎの機転で、半年の猶予を得ての結末……。ま、他のエピソードと時系列的に重複したオムニバス形式の作品ですし、本当の解決策は、別にあると思いますので、そう悲観的になる必要はないと思いますし、次のエピソード…鬼物語は、真宵も登場するコミカルな話になりそうですし、今回のどんよりした雰囲気を断ち切って欲しいですね。

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