彼女はつっこまれるのが好き！５ [ライトノベル]
ライトノベル「彼女はつっこまれるのが好き！５」を、読みました。アイドル声優の音無まどかと肩を並べてネットラジオのパーソナリティをしている普通の高校生、常村良人は、相変わらず、彼女のペースに乗せられ、何かと苦労していたが、同級生で家が隣という事もあり、少なからず、お互いに意識し合うような関係に進展していた。そして、夏休みを迎えようとしていたある日、職業体験という夏休みに行う高校の課題が話題になり、成り行きで、まどかのマネージャーという仕事を体験する事になった。一方、まどかは、心ないファンのバッシングが切っ掛けで、夏休みにまとまった休日ができた事から、良人の妹、愛好の友人で、霜月幸春という大富豪のお嬢様の誘いを受け、みんなで、二泊三日の旅行に出かけるが……。
天性のラッキースケベとでも言えばいいのか、期待を裏切らない良人のアクシデントには、結構、楽しめました。誤解も含め、意に反し、まどかを怒らせる事ばかりやってしまう良人は、運が良いのか悪いのか……とりあえず、打たれ強い体力と精神力は必要ですね。まどかも、素直になれない言動で、ジェラシーを見せたり、少しでも会う切っ掛けを模索したり、良人に恋心を抱いているのが、はっきり見えてきましたし、ラブコメとしての魅力は、十分ありますね。
ただ、今回、浮上したシリアスな要素と、ライバルというよりは、敵となりそうな新キャラの参入で、今後の展開が微妙になってきました。良人絡みなら、楽しめそうですが、蚊帳の外なら、一歩後退しそうで……。
天性のラッキースケベとでも言えばいいのか、期待を裏切らない良人のアクシデントには、結構、楽しめました。誤解も含め、意に反し、まどかを怒らせる事ばかりやってしまう良人は、運が良いのか悪いのか……とりあえず、打たれ強い体力と精神力は必要ですね。まどかも、素直になれない言動で、ジェラシーを見せたり、少しでも会う切っ掛けを模索したり、良人に恋心を抱いているのが、はっきり見えてきましたし、ラブコメとしての魅力は、十分ありますね。
ただ、今回、浮上したシリアスな要素と、ライバルというよりは、敵となりそうな新キャラの参入で、今後の展開が微妙になってきました。良人絡みなら、楽しめそうですが、蚊帳の外なら、一歩後退しそうで……。
彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き!〈5〉 (電撃文庫)
- 作者: サイトー マサト
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/12/10
- メディア: 文庫
変態王子と笑わない猫。 [ライトノベル]
ライトノベル「変態王子と笑わない猫。」を、読みました。高校生の横寺陽人は、煩悩でいっぱいの性格ながら、鉄壁の建前に守られ、品行方正という体裁を保っていた。しかし、本音を言えず、思い通りにならない自分の性格に嫌気が差し、巷で噂の「笑わない猫像」に、頼ってみようと試みる。一本杉の丘に、祀られている木彫りの奇妙な猫像だが、自分のいらないものを、お供え物と共に引き取り、必要としている誰かに渡すという効果があるらしい。夜遅く、人目を忍んで出かけた陽人だが、像の前で、小柄な女の子と出会い、誤解と勢いで、押し倒してしまう格好となる……。泣き叫んだり、笑ったり、感情豊かな少女と意気投合した陽人は、表情を隠して、大人っぽくなりたいと言う願いの彼女と共に、猫像に祈るが、翌日、二人の願いは、日常生活にも支障を来すような極端な変化として叶えられてしまった。陽人は、唯一、事情を知っている少女が、筒隠月子と言う同じ高校の後輩だと知り、二人で協力して、無くしたものを取り返す方法を模索する事に……。
主人公の横寺という名字を、おうじと読んで、変態王子というあだ名になったようですね。最初、陽人と月子の個性が入れ替わったのかと思いましたが、全然違いました。もう一人、主要人物の小豆梓が絡んだ事で、面白い展開になっていますし、なかなか斬新なエピソードで、終始、目が離せない展開に、十分楽しませてもらいました。結局のところ、筒隠の家に祀られている猫神が絡んだ騒動と言えそうですが、ストーリー展開としては、月子、梓…など、知り合う女の子に恋愛フラグを立てまくりの陽人を中心としたラブコメですね。一目惚れした絵柄の影響もあり、キャラクターの魅力が、かなり強い作品で、雰囲気としては、月子がシャム猫、梓が小型犬など、今後登場するキャラクターも含め動物に見立てる事ができるのも可愛さの秘密かも知れません。
主人公の横寺という名字を、おうじと読んで、変態王子というあだ名になったようですね。最初、陽人と月子の個性が入れ替わったのかと思いましたが、全然違いました。もう一人、主要人物の小豆梓が絡んだ事で、面白い展開になっていますし、なかなか斬新なエピソードで、終始、目が離せない展開に、十分楽しませてもらいました。結局のところ、筒隠の家に祀られている猫神が絡んだ騒動と言えそうですが、ストーリー展開としては、月子、梓…など、知り合う女の子に恋愛フラグを立てまくりの陽人を中心としたラブコメですね。一目惚れした絵柄の影響もあり、キャラクターの魅力が、かなり強い作品で、雰囲気としては、月子がシャム猫、梓が小型犬など、今後登場するキャラクターも含め動物に見立てる事ができるのも可愛さの秘密かも知れません。
- 作者: さがら 総
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: 文庫
変態王子と笑わない猫。1 (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: お米軒
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/08/23
- メディア: コミック
変態王子と笑わない猫。 MFキャラクターフェア2011 in ゲーマーズ イラストカード
- 出版社/メーカー: 非売品グッズ
- メディア: おもちゃ＆ホビー
- 出版社/メーカー: 非売品グッズ
- メディア: おもちゃ＆ホビー
変態王子と笑わない猫。 コミックアライブQUOカード 2011/6 カントク
- 出版社/メーカー: QUOカード
- メディア: おもちゃ＆ホビー
パパのいうことを聞きなさい！ ２ [ライトノベル]
ライトノベル「パパのいうことを聞きなさい！ ２」を、読みました。成り行きで、姉夫婦の子供、空、美羽、ひなの三姉妹を引き取った祐太は、大学の友人やサークルの先輩などの助けを借りながら、アルバイトに明け暮れる毎日で、問題が山積みの中、試行錯誤しながらの生活を過ごしていた。そんな日々が数ヶ月続き、親類の理解も得られた事で、空たちが元々住んでいた家で暮らす事ができるようになる。また、姉夫婦の残した保険金等で、経済的に困窮していた状況もある程度改善された祐太だが、相変わらず、気難しい年頃の空や美羽の扱いには、頭を悩まされていた。一方、大学では、学園祭を目前にして、サークルの出しものの準備に追われ、家に帰れない日も多くなり……。
空が可愛いですね。祐太への一途な恋心が魅力を引き出していますが、本来は、男子が苦手で、まともに話も出来ないという性格も、彼を特別視するような要因になっているようですし、露骨なジェラシーといった感情もポイント高いと思います。そして、極めつけは、お兄ちゃん…と呼び始めた事でしょうか……。
ストーリーは、身の回りが忙しく、空たちとのすれ違いが見られる中、近所に住む高校生の栞や、空のクラスメートなど、関わりを含深めていくキャラクターも増え、なかなか恋愛には程遠い状況ですが、ドタバタとしたコミカルな展開には好感が持てますね。
空が可愛いですね。祐太への一途な恋心が魅力を引き出していますが、本来は、男子が苦手で、まともに話も出来ないという性格も、彼を特別視するような要因になっているようですし、露骨なジェラシーといった感情もポイント高いと思います。そして、極めつけは、お兄ちゃん…と呼び始めた事でしょうか……。
ストーリーは、身の回りが忙しく、空たちとのすれ違いが見られる中、近所に住む高校生の栞や、空のクラスメートなど、関わりを含深めていくキャラクターも増え、なかなか恋愛には程遠い状況ですが、ドタバタとしたコミカルな展開には好感が持てますね。
パパのいうことを聞きなさい! 2 (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 松 智洋
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/02/25
- メディア: 文庫
ヴィクトリースパーク トライアルデッキ パパのいうことを聞きなさい!
- 出版社/メーカー: ブシロード
- メディア: おもちゃ＆ホビー
パパのいうことを聞きなさい!小鳥遊空 キャラクターソングCD(DVD付)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2011/11/09
- メディア: CD
パパのいうことを聞きなさい！ [ライトノベル]
ライトノベル「パパのいうことを聞きなさい！」を、読みました。大学に入学した瀬川祐太は、一人暮らしを始め、浩一という親友ができたり、萊香という美人の先輩につられて、怪しげなサークルに入ったりと、大学生活を満喫していた。そんなある日、祐太を一人で養ってくれた姉から頼まれ、彼女と、その夫が海外に出かけている間、三姉妹の子供の面倒を見て欲しいと頼まれる。長女で中学生の空と、次女で小学生の美羽は、姉の夫の連れ子で、血の繋がりはないが、なぜか、とても慕われていた事もあり、引き受けた祐太だが、姉夫婦は、そのまま飛行機事故で、行方不明となってしまった。親族が三姉妹の事について話し合われる中、当人達の希望が聞き入れてもらえない状況を目の当たりにして、咄嗟に、自分が三人まとめて引き取る事を決めたが、アパートの狭い部屋での同居生活は、問題の山積みで、苦労の絶えない日々の幕開けとなった……。
祐太にとっては、姉の死という現実であり、三姉妹には、両親の死という途方もない悲しい出来事ではありますが、それ以上に余裕のないドタバタした生活に直面し、感情の行き場を失ってしまったという感じでしょうか……。亡くなったという証拠もありませんし、実感がわかないのかも知れませんね。いずれにしても、展開は、ラブコメを軸に動き出しているようで、特に、祐太の交友関係に、明確なジェラシーを見せる空が、とても魅力的です。ストーリー展開としては、住むところとか、資金面についての苦労は、祐太の暴走が原因ですし、元々、裕福な家庭で、保険金なども考慮すると、不自由なかったと思います。結果的に、苦労の絶えない数ヶ月は、同居への試練というか、周囲を納得させる為の試験という事でしょうね。かなり回り道したように思えますが、これがなければ、人間関係の構築も得られなかったと思いますし、悲しい現実から立ち直るのにも時間を要したように思います。人の優しさ、感動要素を引き出す為の演出とも見られますが……。
いずれにしても、ここまでが序章という感じで、続編は、同居ラブコメが本格始動しそうですし、期待しています。
祐太にとっては、姉の死という現実であり、三姉妹には、両親の死という途方もない悲しい出来事ではありますが、それ以上に余裕のないドタバタした生活に直面し、感情の行き場を失ってしまったという感じでしょうか……。亡くなったという証拠もありませんし、実感がわかないのかも知れませんね。いずれにしても、展開は、ラブコメを軸に動き出しているようで、特に、祐太の交友関係に、明確なジェラシーを見せる空が、とても魅力的です。ストーリー展開としては、住むところとか、資金面についての苦労は、祐太の暴走が原因ですし、元々、裕福な家庭で、保険金なども考慮すると、不自由なかったと思います。結果的に、苦労の絶えない数ヶ月は、同居への試練というか、周囲を納得させる為の試験という事でしょうね。かなり回り道したように思えますが、これがなければ、人間関係の構築も得られなかったと思いますし、悲しい現実から立ち直るのにも時間を要したように思います。人の優しさ、感動要素を引き出す為の演出とも見られますが……。
いずれにしても、ここまでが序章という感じで、続編は、同居ラブコメが本格始動しそうですし、期待しています。
パパのいうことを聞きなさい! (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 松 智洋
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/12/25
- メディア: 文庫
ヴィクトリースパーク トライアルデッキ パパのいうことを聞きなさい!
- 出版社/メーカー: ブシロード
- メディア: おもちゃ＆ホビー
ゲームでも、パパのいうことを聞きなさい! (初回限定版「パパといっしょにおやすみなさい!」パック) (初回封入特典:プロダクトコード同梱)
- 出版社/メーカー: バンダイナムコゲームス
- メディア: Video Game
これはゾンビですか？８ [ライトノベル]
ライトノベル「これはゾンビですか？８」を、読みました。クリスとの対決絡みで知り合ったネネが、冬コミに参加すると知り、大晦日、歩たちもコミケ会場に足を運んだ。それぞれ、好き勝手な言動で、予想外の盛り上がりを見せていたが、そんな中、歩は、偶然、リリア・リリスと名乗る小柄な少女と出会う。「ごめんなさい」を、連発する謙虚で可憐なお姫様と言った雰囲気だが、その正体は、最も恐れていたヴィリエの女王だった……。
ヴィリエの女王って、年配で、貫禄のあるイメージを持っていましたが、拍子抜けしました。ただ、子供っぽい容姿でも、呪文の詠唱で、地上を一瞬で吹き飛ばしてしまう程の力を持つ魔装兵器「ふうりんかにゃん」の使い手となると、厄介ですね。発想が極端で、躊躇なく、大惨事となる能力を使ってしまうあたり、未熟さがあだになってしまったと言うか、言動と性格が一致していないようにも見えます。低姿勢のようで、実はプライドが高いという素振りも見受けられますし……。攻略法を探すべきか、敵に回さないようにするべきかは、判断が難しいところですね。いずれにしても、一度、降伏させなければならない事は、クリスたち、魔装少女に一貫して言える事ですし、選択の余地は無いと思いますが……。それにしても、緊張感が必要な時に、歩は何をやっているのでしょうか……。ラッキースケベの能力があるとしか言いようがありませんが、人間関係は、かなり複雑化しそうですね。
ヴィリエの女王って、年配で、貫禄のあるイメージを持っていましたが、拍子抜けしました。ただ、子供っぽい容姿でも、呪文の詠唱で、地上を一瞬で吹き飛ばしてしまう程の力を持つ魔装兵器「ふうりんかにゃん」の使い手となると、厄介ですね。発想が極端で、躊躇なく、大惨事となる能力を使ってしまうあたり、未熟さがあだになってしまったと言うか、言動と性格が一致していないようにも見えます。低姿勢のようで、実はプライドが高いという素振りも見受けられますし……。攻略法を探すべきか、敵に回さないようにするべきかは、判断が難しいところですね。いずれにしても、一度、降伏させなければならない事は、クリスたち、魔装少女に一貫して言える事ですし、選択の余地は無いと思いますが……。それにしても、緊張感が必要な時に、歩は何をやっているのでしょうか……。ラッキースケベの能力があるとしか言いようがありませんが、人間関係は、かなり複雑化しそうですね。
これはゾンビですか？８ ＤＶＤ付限定版 はい、キスしてごめんなさい
- 作者: 木村 心一
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2011/06/10
- メディア: 単行本
これはゾンビですか？８ はい、キスしてごめんなさい (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 木村 心一
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2011/06/18
- メディア: 文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない（９） [ライトノベル]
ライトノベル「俺の妹がこんなに可愛いわけがない（９）」を、読みました。時は、少し遡り、黒猫の転校騒動に関する顛末……。黒猫が家族と温泉旅館に居ることを突き止めた京介と桐乃が、彼女を追って、ばったり遭遇した日の夜、黒猫と同じ旅館に泊まった京介たちだが……。（真夜中のガールズトーク）
ある日、クラスメイトの来栖加奈子から、次のライブに、以前、京介が演じた偽マネージャーを呼んで欲しいと頼まれた新垣あやせは、恋人にふられたばかりという彼に、相談もしづらく、また、複雑な心境もあり、悩んでいたが……。（過ちのダークエンジェル）
今回は、京介から視点を変えて、過去のエピソードを語った７本のエピソードが収録された短編集です。視点は、黒猫の妹、日向や、沙織、あやせの他、もちろん、桐乃と黒猫の心理状態がわかるエピソードもあります。一貫して言える事は、京介は、女たらしと言う設定でしょうか……。熱血と言うか、行動力はありますし、困っている人を見過ごせない優しさはありますので、納得できる面もありますが、とりあえず、日向の視点で描いたエピソードと、あやせのエピソードは、楽しめました。加奈子も割と好きなキャラクターなので、これからも、もっと絡めて欲しいですね。あと、沙織については、謎のキャラクターという部分を温めすぎたようで、今更という感じもします。せっかく、美人という設定なのに、出るタイミングを失ってしまったような感じでしょうか……。京介に対する思いも曖昧で、これから参入というのも難しい気がします。
ある日、クラスメイトの来栖加奈子から、次のライブに、以前、京介が演じた偽マネージャーを呼んで欲しいと頼まれた新垣あやせは、恋人にふられたばかりという彼に、相談もしづらく、また、複雑な心境もあり、悩んでいたが……。（過ちのダークエンジェル）
今回は、京介から視点を変えて、過去のエピソードを語った７本のエピソードが収録された短編集です。視点は、黒猫の妹、日向や、沙織、あやせの他、もちろん、桐乃と黒猫の心理状態がわかるエピソードもあります。一貫して言える事は、京介は、女たらしと言う設定でしょうか……。熱血と言うか、行動力はありますし、困っている人を見過ごせない優しさはありますので、納得できる面もありますが、とりあえず、日向の視点で描いたエピソードと、あやせのエピソードは、楽しめました。加奈子も割と好きなキャラクターなので、これからも、もっと絡めて欲しいですね。あと、沙織については、謎のキャラクターという部分を温めすぎたようで、今更という感じもします。せっかく、美人という設定なのに、出るタイミングを失ってしまったような感じでしょうか……。京介に対する思いも曖昧で、これから参入というのも難しい気がします。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9 (電撃文庫 ふ 8-14)
- 作者: 伏見 つかさ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/09/10
- メディア: 文庫
- 出版社/メーカー: ブロッコリー
- メディア: おもちゃ＆ホビー
彼女はつっこまれるのが好き！４ [ライトノベル]
ライトノベル「彼女はつっこまれるのが好き！４」を、読みました。普通の高校生、常村良人は、アイドル声優の音無まどかと、ネットラジオでコンピを組み３ヶ月が経ったある日、まどかが一人でやっているラジオ番組をジャックして、生放送をするという特番企画が持ち上がる。まずは、その企画のコーナーの一つとして、まどかに密着取材する事が決まるが、色々と初めての事ばかりで、困惑を隠せない良人だが……。
今更ですが、ファンのアイドル声優と接点ができたばかりか、隣の家に引っ越してきたり、同じ高校に転校してきたりと、偶然にしては、これでもかってくらいに、関係を深める展開が盛り込まれていて、ラブコメとしては、かなり楽しみな作品です。ただ、作中のラジオ番組が、本当に面白いかは、小説ではわかりづらいですね。その辺は、ドラマＣＤとか、アニメ化に期待したいところです。
今回のエピソードは、密着取材で、いつもながらのラッキースケベ的な展開があり、ラブコメのネタとして、とても楽しめました。特に、まどかのリアクションが、ツンデレ独特と言った魅力を感じますね。それから、、メインとなる生放送では、頭が真っ白になるような緊急事態で発揮された常人の底力に、思わず夢中になって読んでしまうような斬新さもありましたし、これまでのような逆境下での強さを、また一つ証明したような気がします。
今更ですが、ファンのアイドル声優と接点ができたばかりか、隣の家に引っ越してきたり、同じ高校に転校してきたりと、偶然にしては、これでもかってくらいに、関係を深める展開が盛り込まれていて、ラブコメとしては、かなり楽しみな作品です。ただ、作中のラジオ番組が、本当に面白いかは、小説ではわかりづらいですね。その辺は、ドラマＣＤとか、アニメ化に期待したいところです。
今回のエピソードは、密着取材で、いつもながらのラッキースケベ的な展開があり、ラブコメのネタとして、とても楽しめました。特に、まどかのリアクションが、ツンデレ独特と言った魅力を感じますね。それから、、メインとなる生放送では、頭が真っ白になるような緊急事態で発揮された常人の底力に、思わず夢中になって読んでしまうような斬新さもありましたし、これまでのような逆境下での強さを、また一つ証明したような気がします。
彼女はつっこまれるのが好き! 4 (電撃文庫 さ 13-4)
- 作者: サイトー マサト
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: 文庫
まよチキ！８ [ライトノベル]
ライトノベル「まよチキ！８」を、読みました。自宅が半壊し、住処を失った近次郎と紅羽は、成り行きで、奏の屋敷に、使用人として働きながら滞在していた。なぜか、マサムネまでメイドとして同居していたり、微妙な関係が続くスバルとの事などで、何かと騒動が絶えず、心休まる時の無い毎日。
そんな中、突然、奏が倒れ、病院に運ばれる。心配する近次郎たちだが、病院戻って来た奏は、８歳以降の記憶を無くした無邪気な子供となっていて……。
奏が、近次郎の事を本気で好きになったのは、見ていてわかりますが、スバルを応援するという立ち位置から、本音を出すこともできず、相当悩んでいたようですね。そこへ、今回の記憶障害のエピソード。無邪気な子供となった奏は、恐ろしい程の可愛さで、かなり新鮮なリアクションの彼女に、魅力が集中してしまったような……。とりあえず、立ち位置をクリアーにした事で、スバルとマサムネを交えた恋愛バトルも激しさを増して来ましたね。本命は、スバルだと言う確信はありますが、マサムネも奏を出し抜くような徹底抗戦を見せていますし、近次郎が気付かない間に、どんどん深みにはまっているようで、ラブコメ特盛りの展開に、目が離せなくなってきました。
そんな中、突然、奏が倒れ、病院に運ばれる。心配する近次郎たちだが、病院戻って来た奏は、８歳以降の記憶を無くした無邪気な子供となっていて……。
奏が、近次郎の事を本気で好きになったのは、見ていてわかりますが、スバルを応援するという立ち位置から、本音を出すこともできず、相当悩んでいたようですね。そこへ、今回の記憶障害のエピソード。無邪気な子供となった奏は、恐ろしい程の可愛さで、かなり新鮮なリアクションの彼女に、魅力が集中してしまったような……。とりあえず、立ち位置をクリアーにした事で、スバルとマサムネを交えた恋愛バトルも激しさを増して来ましたね。本命は、スバルだと言う確信はありますが、マサムネも奏を出し抜くような徹底抗戦を見せていますし、近次郎が気付かない間に、どんどん深みにはまっているようで、ラブコメ特盛りの展開に、目が離せなくなってきました。
- 作者: あさの ハジメ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 文庫
僕は友達が少ない ６ [ライトノベル]
ライトノベル「僕は友達が少ない ６」を、読みました。学園祭が近付いたある日、本来なら部活動の出しもので盛り上がる筈だが、隣人部には、無縁の行事として、誰も話題に触れずにいた。そんな中、小鷹の何気ない言動と、星奈の残念な経験談により、もし、隣人部で何かする場合のシミュレーションをしてみる事になったが……。
話は変わり、小鷹の妹、小鳩の誕生日が近いと知った星奈は、パーティーを開こうと意気込むが、隣人部のメンバーには経験のないイベントで、プレゼント選びの段階で行き詰まっていた……。
幸村の秘密は、本人の言動に変わりないせいか、あまり大きな話にはならなかったようですね。今回、みんなにばれた小鷹と夜空の過去も、それほど引きずっていないようですし、展開が淡泊と言うか、何となく物足りなさを感じます。それでも、学園祭ネタとバースデーパーティーで、隣人部らしい独創的なエピソードを繰り広げ、相変わらずリア充に気付かない小鷹と、空回りばかりの夜空や星奈たちの微妙な関係には、とても楽しめました。とりあえず、占いでバーナム効果にはまった星奈の奇行が爆笑ポイントかな……。あと、バースデーパーティーの後日談というか、あまり出番の無かったマリアとケイトが、ホームパーティーに乱入したエピソードも、お約束なリア充イベントを含めケイトの魅力を最大限に引き出していたように思います。大げさに言うと、これまでの誕生日のエピソードが全部吹っ飛んでしまうくらいケイトに魅力を感じるインパクトの強いエピソードでした。
話は変わり、小鷹の妹、小鳩の誕生日が近いと知った星奈は、パーティーを開こうと意気込むが、隣人部のメンバーには経験のないイベントで、プレゼント選びの段階で行き詰まっていた……。
幸村の秘密は、本人の言動に変わりないせいか、あまり大きな話にはならなかったようですね。今回、みんなにばれた小鷹と夜空の過去も、それほど引きずっていないようですし、展開が淡泊と言うか、何となく物足りなさを感じます。それでも、学園祭ネタとバースデーパーティーで、隣人部らしい独創的なエピソードを繰り広げ、相変わらずリア充に気付かない小鷹と、空回りばかりの夜空や星奈たちの微妙な関係には、とても楽しめました。とりあえず、占いでバーナム効果にはまった星奈の奇行が爆笑ポイントかな……。あと、バースデーパーティーの後日談というか、あまり出番の無かったマリアとケイトが、ホームパーティーに乱入したエピソードも、お約束なリア充イベントを含めケイトの魅力を最大限に引き出していたように思います。大げさに言うと、これまでの誕生日のエピソードが全部吹っ飛んでしまうくらいケイトに魅力を感じるインパクトの強いエピソードでした。
- 作者: 平坂読
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/05/25
- メディア: 文庫
- 作者: 平坂読
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/05/25
- メディア: 文庫
さくら荘のペットな彼女５ [ライトノベル]
ライトノベル「さくら荘のペットな彼女５」を、読みました。冬休みの間、千尋先生の都合により、さくら荘に残る事ができなくなった。空太は、実家に帰る準備をしていたが、ましろの事を放置していたせいで、行き場を失った彼女の面倒も見るはめになってしまう。更に、七海と美咲先輩まで、行くところがないという状況が発覚し、困惑しながらも放っておけず、結果的に、みんなを連れて、親元へと帰ると言う異常事態に……。
空太がましろを連れて実家に帰ると言うのは、予想通りでしたし、かなり期待していた展開ですが、七海が加わった事で、それが半減してしまった感じです。七海の真意を把握しているわけではありませんので、何とも言えませんが、実家では、しっかり両親に点数稼ぎをしていましたし、ましろの面倒も見ていた事で、空太と一定の距離を保つ緩衝材にもなり、ましろの個性というか、存在感が、やや薄れてしまったように思います。
素直に見ると、七海は、健気で、可愛いタイプですし、平穏な暮らしをするには、理想的な存在ですが、残念ながら、空太には、そう言うところが見えていないようですね。潜在的には、既に、予想できない言動を繰り返す、刺激的なましろに一筋なのかも知れません。
結局、実家のエピソードは、空太の妹、優子のエピソードになってしまったようで、折角のチャンスに、何のイベントもなく、ちょっと残念な気もします。
ストーリーは、冬休みからバレンタインデーのエピソードまで描かれていますが、みんな、それぞれ夢に向けて頑張っているという要素が一番で、今回は、恋愛に関する進展は見られませんでした。一部を除いては……ですが。
空太がましろを連れて実家に帰ると言うのは、予想通りでしたし、かなり期待していた展開ですが、七海が加わった事で、それが半減してしまった感じです。七海の真意を把握しているわけではありませんので、何とも言えませんが、実家では、しっかり両親に点数稼ぎをしていましたし、ましろの面倒も見ていた事で、空太と一定の距離を保つ緩衝材にもなり、ましろの個性というか、存在感が、やや薄れてしまったように思います。
素直に見ると、七海は、健気で、可愛いタイプですし、平穏な暮らしをするには、理想的な存在ですが、残念ながら、空太には、そう言うところが見えていないようですね。潜在的には、既に、予想できない言動を繰り返す、刺激的なましろに一筋なのかも知れません。
結局、実家のエピソードは、空太の妹、優子のエピソードになってしまったようで、折角のチャンスに、何のイベントもなく、ちょっと残念な気もします。
ストーリーは、冬休みからバレンタインデーのエピソードまで描かれていますが、みんな、それぞれ夢に向けて頑張っているという要素が一番で、今回は、恋愛に関する進展は見られませんでした。一部を除いては……ですが。
- 作者: 鴨志田 一
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/05/10
- メディア: 文庫
- 出版社/メーカー: ブロッコリー
- メディア: おもちゃ＆ホビー
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- メディア: おもちゃ＆ホビー
「直chan」 さん
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レビューしているアニメのキャラクターの萌えシーン等、可愛いところをピックアップした画像を掲載しているサブブログです。記事のインデックスとしても使えますので、是非、利用してみて下さい。QRコード
