続　夏目友人帳　最終回

　ＴＶアニメ「続　夏目友人帳　最終回（第13話）」を、見ました。廃屋で知り合った少年、カイと親しくなった夏目だが、名取から、彼は、人間の姿を保てるほど力を持つ強い妖だと聞かされ、複雑な思いを抱く。カイを封じるという名取と、本気で交戦しようとするカイの間に入り、止めようとする夏目だが……。
　人と妖……。どちらかを、選ばなければならない状況で、夏目が出した結論は、もっと大きな目で見たものでした。選択を放棄するという見方もでき、場合によっては、答えになっていないかも知れませんが、それでも、夏目の判断は、模範解答と言えると思います。元々、孤独を感じさせるストーリーには弱い事もありますが、強い力を持ちながら、「夏目が困るのは嫌だ」と言って、泣いているカイを見て、切なくなりました。夏目も、孤独の辛さを知っているからこそ、優しく接する事ができると思いますし、ニャンコ先生はもちろん、多軌や田沼も、そんな夏目を理解していて、黙って力を貸してくれる……。とても、強い絆を感じますね。見ていて、優しい気持ちになれる作品です。

続・夏目友人帳 1 【完全生産限定版】 [DVD]

出版社/メーカー: アニプレックス
メディア: DVD

続 夏目友人帳 最終回

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