TVアニメ「狼と香辛料II 第5話」を、見ました。アマーティとの勝負に勝つため、なりふり構わず、黄鉄鉱の買い付けに走るロレンスは、気難しそうなディアナとの交渉で、好感触を得る。街商人、マルクの協力も得られ、そこで夜を明かしたロレンスだが……。

◆動画リンク◆ veoh 「狼と香辛料II 第5話」



 ロレンスが、ディアナに問いかけた「異境の神と人が、つがいになったという話」は、だめ押しと言えそうですね。ホロを喜ばせるのに、これ以上のネタはないと思います。伏線としては、ディアナの家を訪ねた時に、隠れて見ていた者がいると言う事でしょうか……。ストーリーとしては、黄鉄鉱の市場売買に介入し、故意に値を下げるという作戦ですが、準備が整っていない状態のロレンスは、苦しい立場と言えそうです。でも、考えてみれば、ホロが、本気でアマーティになびくとは思えませんし、逆に、ホロの本性を知ったアマーティが、心変わりしない度胸を持っているようには、感じられませんね。それに、嘘を見抜くホロと対等につきあえるのもロレンスくらいでしょうし、結局のところ、どう転んでも勝ちは、目に見えているのですが……。



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