劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を、見ました。中学生のシンジは、父親に認められたいという一心で、レイと共に、エヴァのパイロットとして、使徒との対戦で奮闘していた。精神的なダメージも、特務機関の上司、ミサトと暮らす事で、少しずつ癒されて行く。そんなある日、外国から優秀なパイロットとして来日したアスカという同じ年の少女が、シンジと一緒に、ミサトの家に同居する事になるが……。

 TVシリーズを含め、あまり興味のなかったシリーズですが、一大ブームになる程の人気作品ですし、レンタルリリースを機に見てみました。
 前作、序の時と比べると、シンジも精神的に安定してきましたし、順調に成長しているようですね。レイとも少し打ち解けたように思えます。今回は、アスカの参入がメインと言えそうですが、単独行動の目立つ強気な性格の割に、時折見せる寂しがり屋のような言動には、魅力を感じますね。夜、シンジの寝床に潜り込んだのも、その最たるものかも知れません。恋愛関係としては、微妙ですが、レイをライバル視しているようですし、三角関係とかも期待できそうな雰囲気ですね。そんな風に、和やかな雰囲気に浸ったのも束の間で、後半は、生死が危ぶまれる程の激しい戦闘に巻き込まれ、気が滅入ったところで、「つづく」となります。4部作なのは知っていますが、劇場版で、「つづく」を見た場合のがっかり感って、相当大きいのでは……と、思います。