TVアニメ「ef - a tale of melodies. 第10話」を、見ました。過去……。兄が亡くなり、夕と暮らし始めた優子は、穏やかな日常を過ごし、幸せをかみしめていた。そんなある日、教会で、未来という施設で暮らしている幼い女の子と知り合う。心中で亡くした両親により、人間不信に陥っているという彼女と心を通わせて行く優子と夕だが……。
 泣けてきました……。嫌な予感は、裏切ることなく、考えていた一番悲しい展開で、幕を閉じてしまったようです。今回は、全編とも夕と優子の過去で、終始、モノクロという演出も効いていたと思います。未来という女の子は、PVで、優子と一緒にいた子ですね。恐らくミズキと同一人物だと思いますが、そう考えると、久瀬の曲を知っていた事を含め、久瀬との唐突に思えた出会いも、運命的な再会に変化します。過去と現在、二人のヒロイン、タイトルの意味まで、きれいに繋がりますね。
 後は、久瀬とミズキの決着や、優子の存在など、現在のストーリーに見られる謎の解明が、残された問題かな……。でも、こうなると、季節が逆の二つの同じ街という舞台設定さえ幻に思えてきて、なんだか、夢でも見ているような感覚に捕らわれています。


◆ veoh 「ef - a tale of melodies. 第10話」






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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
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