とらドラ！ 第10話

　ＴＶアニメ「とらドラ！　第10話」を、見ました。亜美の別荘を舞台に、実乃梨の弱点を突いて、仲を深めようとする作戦を遂行していた大河と竜児は、その夜、部屋で怪奇現象を体験する。結局、リビングに戻り、一睡もできなかった二人だが、朝になり、新たな作戦を立てていた。そんな様子を、祐作に見られてしまい、成り行きで、計画に彼と亜美も参入する事になる。そして、近くにある洞窟で肝試しをする事に……という展開。
　実乃梨に加え、亜美の恋愛観も描かれたエピソードですが、彼女が主張する対等になれない恋愛の辛さというのは、理解できます。ただ、亜美の場合、どうしてもマイナス指向になりがちで、「自分が寂しいかどうか考えろ」という竜児の言葉に対しても、その辛さに怯えているような要素があり、彼女の本質が見え隠れしていますね。実乃梨にしても、「人を喜ばせる事を考えて行動している」という竜児の性格を、しっかり把握していますし、興味を抱くのも無理ないと思います。そんな二人が発している微弱なシグナルが、竜児には全く届いていないというのも、切なさを深めている要因かも知れません。大河の思いも何度となく、スルーされていますし、鈍いというのも罪ですね。
　

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コメント 2

結婚考える歳なら亜美の言うように疲れる相手よりも安心する相手を選ぶというのも頷けますが、まだまだ10代の若い間ですから恋愛で大いに苦しんでくれよ!と思う今日この頃…
by wolfboy (2008-12-10 01:47) 

wolfboyさん＞
　コメントありがとうございます。
　確かに、亜美のルックスなら、よりどりみどりという感じですし、大恋愛しても良さそうなタイプですが、ま、ストーカーとか、友人関係で苦労した結果、人間不信と言えそうな一面も見せていますし、仮面をかぶった性格も自己防衛の為に、必要不可欠だったのかも知れませんね。
by 「直chan」 (2008-12-11 00:01)