花とゆめ　22号：「直chan」ＷＯＲＬＤ：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

花とゆめ　22号　[少女マンガ] [編集]

　10月20日発売。今回も、いつも読んでいる連載作品のみですが、好みは、３本ありました。

●星は歌う／高屋奈月
　連載26話。　千広の家庭の事情を知り、彼の事を少し理解できたサクヤは、恋心を膨らませて行く。一方、親身になって、接してくれるサクヤに心を開き始めた千広だが……。
　千広の過去は、家庭の事情を遥かに超えるような重いものを抱えているようで、気になりますね。サクヤと接して、絶望の底から這い上がろうとしている感じですが、彼女に支えきれるものか、ちょっと心配です。

●神様はじめました／鈴木ジュリエッタ
　連載13話。　雷神鳴神姫との勝負に勝ち、再び土地神となった奈々生だが、いつもと変わらない巴衛の態度にも、なぜか意識してしまい困惑していた。そんなある日、沼皇子に、月見の茶会に誘われ、巴衛と一緒に出かける事になったが……。
　沼皇子が、ちょっと見ない間に可愛くなりましたね。恋の力って、すごいかも……。奈々生の気持ちもお見通しのようで、色々と協力してくれますが、このまま恋愛路線に突入しそうな勢いで、展開が気になります。

●ＮＧライフ／草凪みずほ
　連載44話。　美依の気持ちを察し、自分の思いも抑えきれなくなった敬大は、前世の事で悩みながらも、彼女に、告白しようとするが……。
　動揺する美依が、とても可愛いですね。ようやく報われそうな感じですが、無難な立ち位置に戻れなくなる可能性に怯え、躊躇する気持ちもわかります。敬大の前世の記憶にしても、枷というか、呪いのようにも思えてきて来ましたし、不安定になりつつある記憶が、人間関係に、どう作用して行くのか、気になるところです。