TVアニメ「とらドラ! 第21話」を、見ました。修学旅行先の雪山に着いた竜児たちは、早速、ゲレンデで、スキーを、楽しんでいた。うまく滑れない竜児と大河は、戸惑っていたが、そんな時、同じ斑の能登と木原が、恋愛絡みでケンカになっていた。不穏な空気のまま宿に戻った竜児たちだが……。夕食の後、一人で考え事をしていた竜児の前に、実乃梨が姿を見せる。昼間のケンカの事で、相談を持ちかけられるが、彼女への思いを引きずっている状態で、まともに話すことも出来ず、更に、何もなかったように接してくる実乃梨の言動を目の当たりにして、落ち込んでしまう。一人で悩んでいた竜児は、気にかけてくれる祐作たちに、実乃梨に失恋した事を話すが……。
 今回の、見どころは、やはり、成り行きで、女子部屋の押し入れに隠れることになった竜児たちの言動でしょうか……。大河のドジなエピソードは大幅にカットされていましたが、実乃梨と亜美の険悪な雰囲気は、原作以上に迫力があったように思います。特に、翌日のケンカは、唖然としてしまう程で……。
 修学旅行は、大河の遭難という後味の悪い状況で幕を閉じましたが、偶然とは言え、竜児が大河の本当に好きな相手を知った事で、人間関係の歪みが、ようやく解消されて行きそうですね。
 原作は、8巻まで終了。ちなみに、大河がソリですべっていたのは、ドジのせいで、スキーが凶器と化し、担任の先生が3度程、危険な目にあった事で、スキーを取り上げられてしまったというのが、真相です。あと、実乃梨が、体を密着させて、竜児にスキーを教えるシーンが見られなかったのと、女子部屋のシーンで、大河のドジがカットされたのも、ちょっと残念です。次回は、進路の話でしょうか……。亜美の抱えていた思いも、すべて明かされる重要なシーンもありますし、楽しみですね。






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