ＡＲＩＡ （12） [コミックス]
コミック「ＡＲＩＡ（12）」を、読み終えました。アリスがプリマに昇格した事で、灯里や藍華の日常にも大きな変化が訪れる……シリーズ最終巻です。
・５６話 生き人形
街中のちょっとした不思議な事を見つけるのに長けた灯里ならではのエピソード。一見、変わらない毎日を過ごしているようでも、刻々と変化している現実があり、それから目を背けたところで、変化は止められないという終盤のテーマを描いたストーリーですね。
・５７話 薔薇の名前
藍華の昇格試験を前に、通り名を考える晃のエピソード。アリスの事で、落ち込んでいるのではないかと、藍華を心配する晃の優しさが伝わってきますし、師弟という関係を越えて、支え合っているような二人に、好感が持てます。
・スペシャル番外編 三人娘
プリマとなり、忙しい毎日を過ごすアリスの心情を描いたエピソード。仲の良い三人で過ごしてきた心地良さが、一人になった寂しさを倍増させているようで、何とか会う口実を見つけようとするアリスの言動に、切なさが込み上げてきます。
・５８話 遥かなる蒼
藍華がプリマに昇格。残された灯里の昇格試験と、アリシアの複雑な思いが描かれています。均衡が崩れると、変化も激しくなるようで、急展開の連続に、ついて行けない部分もあります。止まっていた時間が一気に動き出したような感じで、寂しさが膨らんでいます。
・５９話 未来
プリマになった灯里に直面したアリシアの引退という現実。笑顔を絶やさなかった灯里が涙をこぼすシーンは、さすがに、参りました。過去のアリシアと重なる部分もありますが、孤独を感じさせるエピソードに弱いので、泣けてくるほど、心を動かされました。
・６０話 水の妖精
最終話。灯里のプリマとしての仕事ぶりを含め、後日談を描いたストーリー。前向きな灯里に後押しされるように、浮上してきましたが、やっぱり、寂しい結末ですね。
それはそうと、灯里のメールって、結局、誰宛だったのでしょう……。ケットシー？ ……では、ないだろうし、何となく気になります。
・５６話 生き人形
街中のちょっとした不思議な事を見つけるのに長けた灯里ならではのエピソード。一見、変わらない毎日を過ごしているようでも、刻々と変化している現実があり、それから目を背けたところで、変化は止められないという終盤のテーマを描いたストーリーですね。
・５７話 薔薇の名前
藍華の昇格試験を前に、通り名を考える晃のエピソード。アリスの事で、落ち込んでいるのではないかと、藍華を心配する晃の優しさが伝わってきますし、師弟という関係を越えて、支え合っているような二人に、好感が持てます。
・スペシャル番外編 三人娘
プリマとなり、忙しい毎日を過ごすアリスの心情を描いたエピソード。仲の良い三人で過ごしてきた心地良さが、一人になった寂しさを倍増させているようで、何とか会う口実を見つけようとするアリスの言動に、切なさが込み上げてきます。
・５８話 遥かなる蒼
藍華がプリマに昇格。残された灯里の昇格試験と、アリシアの複雑な思いが描かれています。均衡が崩れると、変化も激しくなるようで、急展開の連続に、ついて行けない部分もあります。止まっていた時間が一気に動き出したような感じで、寂しさが膨らんでいます。
・５９話 未来
プリマになった灯里に直面したアリシアの引退という現実。笑顔を絶やさなかった灯里が涙をこぼすシーンは、さすがに、参りました。過去のアリシアと重なる部分もありますが、孤独を感じさせるエピソードに弱いので、泣けてくるほど、心を動かされました。
・６０話 水の妖精
最終話。灯里のプリマとしての仕事ぶりを含め、後日談を描いたストーリー。前向きな灯里に後押しされるように、浮上してきましたが、やっぱり、寂しい結末ですね。
それはそうと、灯里のメールって、結局、誰宛だったのでしょう……。ケットシー？ ……では、ないだろうし、何となく気になります。
- 作者: 天野こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2008/03/10
- メディア: コミック
タグ：ＡＲＩＡ
「直chan」 さん
サブブログ
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レビューしているアニメのキャラクターの萌えシーン等、可愛いところをピックアップした画像を掲載しているサブブログです。記事のインデックスとしても使えますので、是非、利用してみて下さい。QRコード
この最終巻ですが、かなり足早にストーリー展開していきます。
ストーリーで将来はこうなるだろうなって思っていたことが、
詰まった一冊となっています。内容が濃いですねぇ。
by はっちん (2008-03-14 00:57)
＞はっちんさん
コメントありがとうございます。
確かに、展開は早いですね。アリスの昇格が劇的なエピソードだったのに比べると、灯里の試験は、かなり省略されていましたし、藍華に至っては、試験のシーンさえ見られず、拍子抜けしてしまった面もあります。
by 「直chan」 (2008-03-14 01:48)
直chanさん、こんにちわ。
先日は、Nice!を頂きながら訪問遅くなり申し訳ないです。
確かに、灯里・藍華の昇格部分がちょっと手を抜いてる感は
否めない感じでしたね〜。
アリシアさんの、結婚式とか色々描ける美しいイベントが
いっぱいいっぱいあったように感じるんですけどね（汗）
私は灯里のメールは、メルマガとかブログみたいな物
なのかな〜と勝手に解釈しちゃいました（笑）
それでは〜。
by kintarow (2008-03-26 18:20)
kintarowさん＞
コメントありがとうございます。
ほんと、急展開には、驚いている人が多いみたいですね。
アリシアさんについては、実は、結婚していないのではという憶測もしてしまうほど、淡泊でしたし……。
灯里のメールは、そう考えると、つじつまが合うかも知れませんね。不特定多数の人が見ているような描写がありましたし、アニメと一番違う部分ですので、気になっていましたが、納得しました。
by 「直chan」 (2008-03-26 22:31)
はじめまして。
Niceありがとうございます。
（↑遅すぎ。申し訳ありませんm(_ _)m）
ARIAは30巻くらいのんびり続くだろうと思っていましたが
最終巻という帯に驚き、読んで二度驚き、カバーコメントの
「ありあ」の写真を見て、今、不思議な感動に呆然としております。
長文失礼しましたm(_ _)m
by 寿陵余子 (2008-04-14 18:08)
寿陵余子さん＞
コメントありがとうございます。
ＡＲＩＡは、確かに、いきなり終わってしまった感じがしますね。今でも、何度となく、過去の作品を読み返して、好きなエピソードに浸っていますが、表紙を含め１ページ目のカラーイラストも綺麗で、見る度、見取れてしまいます。カバーを外すと、４コマ漫画が出てきたりと、細かいところまで凝ったコミックスですね。
by 「直chan」 (2008-04-14 21:47)