ＬａＬａＤＸ　５月号：「直chan」ＷＯＲＬＤ：SSブログ

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ＬａＬａＤＸ　５月号　[少女マンガ] [編集]

　４月１０日発売。購入後、ずっと放置して、二週間前に、１日で読み終えましたが、その後、そのまま放置。レビューは、今日、約３時間かけて書きましたが、実質的には、それ程、時間がかかるわけでもありませんし、どうして、２ヶ月も遅れるのか、自分でも不思議です。好み度が満点と言える作品が、１０本近くあった全盛期と比べると、最近は、４～５本と、低迷していますね。モチベーションが低下しているのかな……。
　とりあえず、今回は、好みの作品が、４本です。

●赤髪の白雪姫／あきづき空太
　連載８話。　砦で起きた事件も無事解決し、城に戻ったゼンと白雪だが、そこで待っていたのは、城に帰還していたゼンの兄、第一王子のイザナだった。ゼンの友人という白雪に、興味を示す彼だが……。
　イザナは、王子としての風格はありますが、性格悪そうですね。彼と白雪の初対面は、白雪の完敗といったところでしょうか……。遠回しに、現実的な身分の違いを知らしめられて、痛いところを突かれる白雪ですが、一番、ショックを受けたのは、ゼンが侮辱された事かも知れませんね。かなり、分が悪い状況ですが、彼を見返すような反撃を、期待しています。

●夏目友人帳　特別編／緑川ゆき
　読みきり、16ページ。　数年前、親戚の間をたらい回しにされていた頃の夏目のエピソード。あまり良くない噂のある夏目が転校してきて、同級生となったユリコは、ひょんな事から、彼と何気ない話しをするようになるが……というエピソード。　荒んだ生活環境に苦しんでいた頃の夏目にも、理解してくれる人がいたようですね。それも、女の子……。少なからず、彼に惹かれていたユリコの切ない心理描写が、印象に残りました。

●てっぺん！／槻宮杏
　連載２話。　日本の芸能界に、兄がいるという母親の遺言だけで、来日した小鳩だが、ちょっとした手違いで、男性アイドル専門の芸能プロダクションに、スカウトされてしまった。研修生として寮に入り、トップクラスの実力を持つ尊と同室になるが、彼に女だと言う事がばれてしまい……というストーリー。　ありがちな展開なだけに、斬新さが決め手となりそうですが、今のところ微妙ですね。小鳩が女とわかっていても、見た目が男だと、あまり嬉しい絵になっていませんし、芸能界ものとしても、ネタ切れ感が否めません。やはり、ポイントは、兄の存在かな……。

●君とひみつの花園／林みかせ
　連載12話。藤緒にとって、家を継ぐ事は、何よりも大事という弱みを利用された騒動ですが、梛晦を手放すとは思いませんでしたので、ちょっと、意外でした。お互いに、相手の為を思っての事ですが、時には、どん欲になる事も必要かも知れませんね。梛晦の暴走で、口火を切り、藤緒の強い決意が、新たな道を開くという理想的な展開でした。父親の本音も聞けましたし、大団円に向け、一気に動き出した感じですね。次回は、いよいよ最終回ですし、楽しみです。