とらドラ！ 第12話

　ＴＶアニメ「とらドラ！　第12話」を、見ました。文化祭が間近に迫り、プロレスショーを兼ねた小芝居というクラスの出しものは、亜美が主役となり、竜児と大河が悪役という配役で、練習にも熱が入っていた。一方、竜児の後押しで、父親との関係修復を試みている大河は、それなりに良い方向に進んでいるように見えたが、その事を知った実乃梨は、激怒。竜児とも衝突してしまう……。
　大河の父親が、どんな人なのか、竜児が見抜けなかったのも仕方ないと思います。人を見る目のある実乃梨でさえ最初は、信じていたようですし、それだけに、裏切られたときのショックは大きかったのでしょうね。竜児と実乃梨が本音でぶつかった事で、お互いに意識する切っ掛けにもなっていきますし、大河も１年前とは違って、温かみのある居場所がありますので、今回の事は、現状の幸せを再認識する為のエピソードと割り切るしかないと思います。
　文化祭のエピソードは、クラスの劇が、意外と丁寧に描写されていて、笑いどころもしっかりありました。原作者の化身という噂もある恋ヶ窪ゆり先生も、最高のリアクションでしたし……。あと、亜美も本来の性格を見せ始め、思いやりのある言動に好感が持てます。客観的に見ている分、状況がよくわかっている様子ですね。今回、一番輝いていました。ただ、仕事を再開しても、前の学校に戻らない理由とか、自分自身の事で、不安定要素がありますし、頑張っても報われないというのは、切ないでしょうね。

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コメント 2

＞大河の父親が、どんな人なのか、竜児が見抜けなかったのも仕方ないと思います

すいません、私原作を読んでないんですが大河の父親がどんな人間かアニメでもう描写されました＾＾Ａ？？

ここにきて亜美がいいキャラになってきましたね！
三人娘の中で亜美が一番好きです＾＾


by bapio (2008-12-24 09:18) 

bapioさん＞
　コメントありがとうございます。
　大河の父親については、極悪非道というわけではありませんので、わかりずらいところですが、生活能力に欠ける大河を一人、放りだしたという過去が、すべてでしょうね。はっきり言ってしまうと、天の邪鬼な大河は、意外に、父親の事が好きだけど、父親は、自分勝手で、簡単に娘を捨ててしまえる性格という事です。アニメで詳しく語られるかは微妙ですが、13話ではっきりすると思います。でも、大河の父のエピソードは、それ程、尾を引きませんので、スルーしても問題ないかも……。とりあえず、ミスコンと生徒会主催のある企画のエピソードに期待したいところです。
by 「直chan」 (2008-12-24 23:43)