花とゆめ　４号：「直chan」ＷＯＲＬＤ：SSブログ

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花とゆめ　４号　[少女マンガ] [編集]

　１月１９日発売。「花とゆめ」では、珍しく、好みの作品が５本もあり、レビューの作成に、時間がかってしまいました。1ヶ月半遅れ……。さすがに、遅れを取り戻せるか、不安になってきました。

●星は歌う／高屋奈月
　連載13話。ちょっとした陰口にも敏感に反応し、ダメージを受けるサクヤ……。普段は、明るく振る舞っているだけに、重い空気が漂っていますね。千広の暗い過去というのも気になりますが、サクヤも、まだ何か明かしていないトラウマのようなものがありそうで、真相が気になります。

●キラメキ☆銀河町商店街／ふじもとゆうき
　連載30話。　クロの事を、恋愛対象として意識してしまったミケは、以前のように、無邪気なやりとりはもちろん、顔を会わす事さえできなくなっていた……という展開で、ようやく、見たかったエピソードに近付いてきました。もちろん、相性が良く、絶妙なコンビネーションのミケとクロの言動にも、好感が持てますが、恋愛要素が大きく欠けていましたので、今回のように、動揺するミケは、とても新鮮です。新たな魅力が見られそうですし、今後の展開に期待しています。

●ＮＧライフ／草凪みずほ
　連載29話。　セレナの記憶から断片的に見られるポンペイの滅亡シーンのワンカットで、血のついた剣が気になりますね。敬大が知りたい事と関係があるのでしょうか……。変える事の出来ない前世の真実に、暗雲が立ちこめて来たような感じです。

●Ｓ・Ａ／南マキ
　連載76話。　二年に進級した光は、その最初の試験で、自分と同率の二位に躍り出た庵という転入生と知り合う。大切な目標の為に、人並み外れた努力をしている彼と意気投合する光だが……。
　新キャラの参入ですが、まだ、敵か味方か、よくわかりませんね。相変わらず、無防備な光が絡む事により、少なくても、彗にとっては、ライバル確定かな……。とりあえず、今の段階では、何とも言い難いですし、彗の出方に期待しています。

●雪の日、ダルマくん。／細川佳代
　読切／30Ｐ。　雪国の冬、毎日、降り積もる雪に、うんざりしていたキリは、ある日、アルバイト先の喫茶店の窓から、雪の日に誰かを待っている少年を見かけた。ダルマ君と呼ばれ、２ヶ月も前から、雪が降っている日には、必ず姿を見せていると知り……という展開。ま、イメージとしては、忠犬ハチ公……。雪の日に現れるミステリアスな少年の素性も気になる要素でしたが、やはり、一番は、彼に惹かれて行く、キリの心情ですね。気が強そうだけど、世話焼きタイプで、遠回しな差し入れとか、間接的な交流に、ほのぼのとした雰囲気があり、とても好感が持てます。

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