ＬａＬａＤＸ ９月号

　８月10日発売。新作２８本、９２２Ｐと、購入しているコミック誌では、一番分厚くて、一番おすすめの筈でしたが、今回の好みは、２本と、過去最低レベル……。４時間くらいで全部読めるのに、３ヶ月も放置してしまったのは、期待度が薄れてきたせいでしょうか……。でも、他のコミック誌は、安定していますし、読みきり作品がメインという事で、ムラがあるのかも知れませんね。見切りをつけるには早いかな……。

●赤髪の白雪姫／あきづき空太
　シリーズ、連載10話。　ゼンと白雪の関係を快く想っていないイザナ王子は、白雪と関わりのあるラジ王子を招待して、何か企んでいる様子だが……。
　ゼンが、イザナを尊敬している理由がわかるような過去の逸話が描かれ、そのエピソードには好感が持てます。また、白雪がゼンに近づく事に、懸念を抱くのもわかるだけに、厄介ですね。ただ、ラジ王子に説教するくらいの気の強さも持ち合わせていますし、白雪なら、どんな難題でも、切り抜けていけそうですが……。

●片恋トライアングル／天乃忍
　シリーズ、読みきり４０Ｐ。文化系少女の関谷は、いつも本を読んでいるマイペースな少年、結城に思いを寄せている。しかし、彼は、友人の葛西が気にかけている関谷との関係を応援しているようで、微妙な三角関係が続いていた。そんなある日、学校行事のキャンプ合宿に参加した関谷は、このチャンスに、結城と親睦を深めようとするが……。
　偶然を装った切っ掛け作り……。ありがちな偶然の出会いも、実は、計画的な行動によるものだと暴露しているような描写ですが、関谷の行動自体は、とても可愛いと思います。
　特に、葛西にジャマされて、涙を浮かべながら本気で怒っているシーンとか……。三人の関係は、微妙に変化していますが、今回は、結城と葛西の過去、親友になったきっかけなんかも見どころですね。

LaLa DX (ララ デラックス) 2008年 09月号 [雑誌]

• 作者:
• 出版社/メーカー: 白泉社
• 発売日: 2008/08/09
• メディア: 雑誌

赤髪の白雪姫1 (花とゆめCOMICS)

• 作者: あきづき 空太
• 出版社/メーカー: 白泉社
• 発売日: 2007/12/05
• メディア: コミック

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