戦場のヴァルキュリア 第２話

　ＴＶアニメ「戦場のヴァルキュリア　第２話」を、見ました。前の大戦で、英雄とされたベルゲン・ギュンター将軍の息子、ウェルキンと知り合ったアリシアだが、侵攻してきた帝国軍の攻撃を受け、彼の家に逃げ込んだ。そこで、ウェルキンの義妹、イサラと知り合う。彼の家には、ギュンター将軍の残した高性能の戦車があり、それによって、帝国軍の攻撃をかわし、国境の拠点まで戻る事が出来たが……。
　戦乱の中、アリシアが、義勇軍に入隊するまでのプロローグを、２話に渡って描いたという感じで、スローテンポな印象を受けました。明るくて、積極果敢な性格のアリシアですが、多少、気が短いようで、呑気なウェルキンとのコミカルな会話が面白いですね。一見、大人しそうなイサラも戦車操縦の腕前は、かなりのものですし、アリシアとも意気投合しているあたり、なかなか侮れません。


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コメント 2

ＨＩＮＡＫＡです。

直ｃｈａｎ様

たぶん既に多くの方が、同じ様に感じていらっしゃると思いますが、このウィルキン隊長の設定は明らかに「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーを、モデルと考えて良いと思います。
ついでに言えば、最近では同じ田中芳樹原作でＮＨＫ・ＢＳでアニメ化された、「タイタニア」の主役？ファン・ヒューリックとも重なります。共通する事は、戦争の天才であり戦術も戦略にも長けていながら、実は血を見るのも戦うのも嫌い。
更に、個人的には喧嘩や身体能力が必要な事が、致命的に苦手。

そして、結局は戦術に結び付くまったく別の、平和的な学問や、別の事柄への興味関心の方が強く、本来はそれに没頭したい等々。
しかし、この作品の特徴は、この世界では特殊な万能？戦車を個人所有している事です。
田中芳樹氏は、１機または１隻の強力兵器が、戦局を左右する事は有り得ない（元祖アムロ・ガンダムと同じ）という視点ですが、果たして「戦場のヴァルキリア」では、どう描かれるのかが興味のあるところです。

ゲーム原作としては、恋愛重視方針なら、それは良い選択だと思います。
物語として、客観的に戦争を描くのであれば、個人重視の方がわかりやすいと思います。そうでないと、文字通りアムロ・ガンダムにするしか、無くなってしまう気がします。
付け加えるなら、１３話で終わるとすると、落としどころも問題だと思います。

それでは、今回はこれで失礼致します。


by ＨＩＮＡＫＡ (2009-04-20 00:46) 

ＨＩＮＡＫＡさん＞
　コメントありがとうございます。
　銀河英雄伝説も、タイタニアも見たことありませんので、よくわかりませんが、ウェルキン…は、周囲の毒気を抜いてしまうような天然っぽい言動が、面白いと思います。ツッコミ役のアリシアと、いいコンビになりそうですね。
by 「直chan」 (2009-04-20 23:16)