狼と香辛料II 第７話

　ＴＶアニメ「狼と香辛料II　第７話」を、見ました。ホロの故郷を目指し、クメルスンから更に北へ向けて、長旅を続けていたロレンスたちは、レノスという毛皮と材木で有名な町に辿り着いた。市壁の入り口で、商人らしい人達のテントがずらりと並び、検問をくぐると「外地商人証明札」というものを渡された。何やら不穏な様子に、警戒するロレンスだが……。

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　ロレンスとホロ、仲が良さそうで、微笑ましいですね。長旅での会話で、これまでの事を振り返り、「もしかしたら、ぬしはわっちと出会ってから急にあれこれと揉め事に巻き込まれておるのやもしれぬが、わっちがそれらを直接引き起こしたことなど一度たりともありんせん」というホロの見解に、言い返せず、だけど納得できないロレンスの心境が、手に取るように伝わってきます。ホロもそれがわかっているようで、更に、先手を打って、主導権を握ろうとする会話というか、言葉遊びは、ずっと見ていても飽きませんね。それは、宿屋でも同じで、ホロの誘導尋問に引っかかり、格好付けたつもりが、結果的に、ホロに構って欲しいと告白したようなものだと気付き……という感じで、相変わらず、ホロに頭が上がらないようです。



　ところで、エーブが登場するのは知っていましたが、まさか、文庫本１冊まるごとカットするとは、思いませんでした。テレオ村でのエピソードも、結構、面白かったので、残念ですね。こうなると、２クールと予想していた話数も、１クールが妥当なところでしょうか……。
　今回は、ロレンスとホロの他愛ない会話が中心で、ホロの可愛さも満喫できましたが、ストーリーの方は、年代記作家のリゴロから情報収集する一方で、女行商人、エーブと、宿屋の主、アロルドも絡んで、過去最大の儲け話が繰り広げられるという緊迫感のある展開も見どころになりそうですね。ホロとの関係も含め、二期の最終話にするにしても、相応しいエピソードだと思います。

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タグ：画像 動画 ホロ ７話 狼と香辛料II レビュー

コメント 2

ＨＩＮＡＫＡです。

直ｃｈａｎ様

毎度、画像ｎｉｃｅ！です。
ホロの表情、バッチリですね。ロレンスなんて、指だけ！もちろんそれで正解！それにしても、相手が人狼（狼男は定番ですが、狼女ってありですかネ？）だと、ここまでイチャイチャ・ベッタリな表現が許されるんですねェ～！（ただ、今後は分かりません！特に、ホロのように本来は裸の美少女は、耳や尻尾があろうが、「外見上１８歳以下に見える、全ての女性の裸体もしくは裸体の一部の表現を規制」に引っ掛かりますので……中世ヨーロッパでも、裸体の表現は教会から厳しく規制されましたが、「女神なならば良し」という抜け道がありました。今回の規制は、中世よりも厳しいというか、何で被害者のいない創作物まで、規制できるのでしょう！？）素直に、羨ましいッ！
そう言えば個人的には前回の、元大きな鳥？だったいうい、女錬金術師が何だか好きです……。

それから原作の１冊飛ばし位で、驚いてはいけません。
「伯爵と妖精」という１３話のアニメ・シリーズ（あれ、御紹介されてませんでしたっけ？）何と最高３冊分を丸々、パスしたと原作購読者の方が驚くよりも、呆れていらっしゃいました。
まッ、こういう時は原作知らずの方が、ある種楽ですネ。
勝手ですが、規制話を出したので関連する記事のトラック・バックを、お許し下さい。

それでは、また。


by ＨＩＮＡＫＡ (2009-08-21 04:40) 

ＨＩＮＡＫＡさん＞
　コメントありがとうございます。
　ロレンスとホロの関係は、言葉遊びというか、絶妙な会話で、じゃれあっている感じに、好感が持てます。旅の終わりが別れという区切りはありますが、お互いに、それを引き延ばそうとする雰囲気はありますね。それに、見ての通り、ホロは、かなりのヤキモチ焼きで、女はもちろん、男でもロレンスに近づく者を牽制するほどです。こんな調子で、別れを迎えられるのか、心配ですが……。＾＾；


by 「直chan」 (2009-08-23 18:40)