メロディ　12月号：「直chan」ＷＯＲＬＤ：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

メロディ　12月号　[少女マンガ] [編集]

　10月28日発売。秘密、大奥、花よりも花の如く、天空聖龍、玄椿、パタリロ！……など、主力の連載作品が、嫌いな部類に入っている為、購読中止を考えている雑誌ですが、決定打がないまま、ずるずると来ています。多分、「っポイ！」の連載終了が、目安になりそうですね。とりあえず、好みの作品は、３本です。

●スキマ式／佐原ミズ×スキマスイッチ
　新シリーズ／24Ｐ。大学生の明義は、団子屋を継ぐという進路が決まっている事に、物足りなさを感じていた。決められた道を、淡々と過ごす毎日だったが、ある日、同じ大学に通う木ノ下という女の子に、団子と弁当を、物々交換してほしいと頼まれ……。
　将来の仕事を絡めたラブストーリーという事ですが、スキマスイッチの「月見ヶ丘」という曲をイメージした漫画のようです。淡々としたエピソードの中に、ほんわかとした恋愛要素が含まれているような雰囲気に好感が持てます。

●っポイ！／やまざき貴子
　連載76話。　平の好きな人を、偶然知ってしまった真琴は、ふられた時よりもショックを受けていた。自分でもわからないもやもやした気持ちに悩んでいたが……。
　一方、進学も決まり、家族から盛大にお祝いされる平は、万里と一緒に、残された春休みを満喫していた。
　卒業しても解決していない問題が山積みで、わずかな春休みの間に、様々なエピソードが詰め込められそうですね。元々、この作品は、時間の流れが極端に遅いですし、春休みの描写に１年くらいかけてもおかしくないかも……。いずれにしても、平と雛姫の決着がつかない内は、終われませんね。

●そこをなんとか／麻生みこと
　連載／49Ｐ。　担当した交通事故の加害者の弁護で、判決が確定した後に、加害者が嘘を言っていた事を知り、ショックを受ける楽子だが……。
　　加害者の弁護にはありがちな重罪逃れの嘘……。弁護士の仕事としては、いかに刑を軽くするかが、腕の見せ所だと思いますし、やはり、被害者に感情移入しやすい楽子には、向いていない仕事なのかも知れませんね。ただ、罪の意識が欠けている加害者は、再度、同じような事件を起こす可能性が高いというのも現実的ですし、嘘にしても、辻褄を合わせるには高度な能力が必要になると思いますので、結局のところ、そんなにうまくはいかないというのも納得できます。