変態王子と笑わない猫。2 [ライトノベル]
ライトノベル「変態王子と笑わない猫。2」を、読みました。「笑わない猫像」により叶えられた見当外れの願いによって、変態王子というあだ名が浸透する程、苦境に立たされた横寺陽人は、同様の悩みを抱えた筒隠月子と協力して、解決に必要な人物を捜し当てる。小豆梓というプライドの高そうな美少女で、彼女が抱える問題を解決しながらも、陽人の紛らわしい言動に、激しく誤解された末、何とか、失ったものを取り戻すことができた。しかし、一息付く間もなく、自宅が消失というあり得ない出来事に遭遇し、今となっては、唯一、相談できる相手、月子の厚意で、彼女の家にしばらく泊めて貰う事になった。月子と姉のつくしが二人で住んでいる古いながらも広い家で、平穏には程遠いばかりか、アクシデントの連続。中でも、大きな土蔵の中に祀られていた巨大な「笑わない猫像」の存在を知り、驚愕する陽人だが……。
陽人が騒動に巻き込まれる度、恋愛フラグが1つ増えるようで、月子はもちろん、梓やつくしにも明確な恋心が見られるようになってきました。可愛い絵柄との相乗効果で、キャラクターの魅力も増す一方ですし、筒隠家に代々伝わる猫神の秘密と「笑わない猫」の真相も明らかになった事から、現実離れした展開もどんどんエスカレートしているようですね。終始、余すことなく楽しめました。今回は、月子の恋心と寂しさが、具現化したようなエピソードという事もあり、奇想天外な設定の割りには、ささやかな雰囲気のストーリーだったように思います。
前巻レビュー
◆変態王子と笑わない猫。
http://nao-chan.blog.so-net.ne.jp/2012-01-26
陽人が騒動に巻き込まれる度、恋愛フラグが1つ増えるようで、月子はもちろん、梓やつくしにも明確な恋心が見られるようになってきました。可愛い絵柄との相乗効果で、キャラクターの魅力も増す一方ですし、筒隠家に代々伝わる猫神の秘密と「笑わない猫」の真相も明らかになった事から、現実離れした展開もどんどんエスカレートしているようですね。終始、余すことなく楽しめました。今回は、月子の恋心と寂しさが、具現化したようなエピソードという事もあり、奇想天外な設定の割りには、ささやかな雰囲気のストーリーだったように思います。
変態王子と笑わない猫。 コミックアライブQUOカード 2011/6 カントク
- 出版社/メーカー: QUOカード
- メディア: おもちゃ&ホビー
前巻レビュー
◆変態王子と笑わない猫。
http://nao-chan.blog.so-net.ne.jp/2012-01-26
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