僕は友達が少ない６：「直chan」ＷＯＲＬＤ：SSブログ

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僕は友達が少ない６　[ライトノベル] [編集]

　ライトノベル「僕は友達が少ない６」を、読みました。学園祭が近付いたある日、本来なら部活動の出しもので盛り上がる筈だが、隣人部には、無縁の行事として、誰も話題に触れずにいた。そんな中、小鷹の何気ない言動と、星奈の残念な経験談により、もし、隣人部で何かする場合のシミュレーションをしてみる事になったが……。
　話は変わり、小鷹の妹、小鳩の誕生日が近いと知った星奈は、パーティーを開こうと意気込むが、隣人部のメンバーには経験のないイベントで、プレゼント選びの段階で行き詰まっていた……。

　幸村の秘密は、本人の言動に変わりないせいか、あまり大きな話にはならなかったようですね。今回、みんなにばれた小鷹と夜空の過去も、それほど引きずっていないようですし、展開が淡泊と言うか、何となく物足りなさを感じます。それでも、学園祭ネタとバースデーパーティーで、隣人部らしい独創的なエピソードを繰り広げ、相変わらずリア充に気付かない小鷹と、空回りばかりの夜空や星奈たちの微妙な関係には、とても楽しめました。とりあえず、占いでバーナム効果にはまった星奈の奇行が爆笑ポイントかな……。あと、バースデーパーティーの後日談というか、あまり出番の無かったマリアとケイトが、ホームパーティーに乱入したエピソードも、お約束なリア充イベントを含めケイトの魅力を最大限に引き出していたように思います。大げさに言うと、これまでの誕生日のエピソードが全部吹っ飛んでしまうくらいケイトに魅力を感じるインパクトの強いエピソードでした。