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花とゆめ 6号 [少女マンガ]

 2月20日発売。好みの作品は、4本です。

●神様はじめました/鈴木ジュリエッタ
 連載20話。 鞍馬から、奈々生の事で忠告を受けた巴衛だが、そんな筈はないと、否定する。一方、巴衛への思いに悩む奈々生は、自分の気持ちに素直になろうと試みるが……。
 過保護な程に、奈々生を気遣う巴衛の言動に、全く恋愛感情がないとすると、一見、うまく行っているような二人の関係が、揺るぎそうですね。奈々生の切ない思いが印象に残りました。

●今日も明日も。/絵夢羅
 連載20話。 マンガの投稿を目指して、一生懸命頑張っているちか……。そんな彼女を、見守る稜だが、ちかに思いを寄せる夏澄が、積極的に動き始めて……。
 ちかは、一途に稜の事を思っているという感じですが、稜は、煮えきれない様子。その上、夏澄とは、対決姿勢を見せ、なかなか複雑な関係ですね。今回、腹の探り合いというか、直接対決となったわけですが、とりあえず、ちかが笑顔でいてくれれば良いという事に、お互い同意しているのを見る限り、そう悪い方には転ばないように思いますし、そうあって欲しいですね。

●NGライフ/草凪みずほ
 連載50話。 前世に飛んだ敬大の意識は、ポンペイ最後の日を目の当たりにして、気が付くと、シリクスと同化していた。前世を変えられる可能性を得た敬大だが……。
 前世での最後の日、シリクスの行動は正しかったのか……。長年、悩み続けた敬大が、答えを求められるような展開ですが、結果的に、信念を曲げる事はできなかったようですね。ただ、シリクスが力尽きた後、セレナの真意が確認できたのは、大きな進展ですね。感動しました。

●LOVE SO LIFE/こうち楓
 連載3話。 ベビーシッターのアルバイトにより、松永家の家族と親しくなった詩春は、彼らの家族旅行に誘われ、一緒に行く事になった……。
 双子の子供がキューピット役のラブストーリーという展開も期待できますが、とりあえず、今回は、家族の思い出が無い詩春にとって、とても温かいエピソードでしたし、どんな時も優しい笑顔を絶やさない彼女の姿に、とても魅力を感じました。


神様はじめました 2 (2) (花とゆめCOMICS)

神様はじめました 2 (2) (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 鈴木 ジュリエッタ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/01/19
  • メディア: コミック
今日も明日も。 1 (1) (花とゆめCOMICS)

今日も明日も。 1 (1) (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 絵夢羅
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2008/07/17
  • メディア: コミック

NGライフ 1 (1) (花とゆめCOMICS)

NGライフ 1 (1) (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 草凪 みずほ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: コミック


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