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花とゆめ 2号 [少女マンガ]

 12月18日発売。好みの作品は、2本です。

LOVE SO LIFE/こうち楓
 連載20話。 クラスの一部のグループから受けていたいじめの対象が、親友の梨生にまで及び、耐えられなくなった詩織は、田上というそのグループの中心人物と話し合い、自分が一人になることで、梨生に危害を加えないと約束させるが……。
 詩織が梨生を思いやる気持ちと同様に、梨生も親友として、思っていた以上に自分の事を考えてくれていたという感動的なシーンが見られました。詩織が号泣するのも無理ありませんね。二人とも、タイプは違いますが、周囲の毒気を抜いてしまうような雰囲気を持っています。いじめ問題も自然消滅して、詩春も、自分が考えていた以上に多くの人達の優しさが得られたエピソードで、好感が持てます。

今日も明日も。/絵夢羅
連載33話。 お盆進行による締め切りにより、いつもより激しい修羅場となっている稜の仕事場だが、それが終われば、みんなで、旅行へ行く事が決まり、ちか達も楽しみにしていた。
 稜への思いが膨らみ、必死に押さえ込んでいるちかの切なさが、痛々しく感じます。ちかの姉、はるかの恋愛模様を確認したり、片思い歴の長い洸に相談したりと、ほんと、切ないですね。


LOVE SO LIFE 1 (花とゆめCOMICS)

LOVE SO LIFE 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: こうち 楓
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/05/19
  • メディア: コミック



今日も明日も。 4 (花とゆめCOMICS)

今日も明日も。 4 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 絵夢羅
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/08/19
  • メディア: コミック



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メロディ 2月号 [少女マンガ]

 12月28日発売。好みの作品は、2本ですね。


っポイ!/やまざき貴子
 連載82話。 真から聞いた情報で、平の好きな人が自分かも知れないとわかり、動揺する雛姫だが、真との関係を含め、今の人間関係を壊したくないという思いから、何もしないという答えを出す。しかし、それを知った真は、同情されたくないと激怒し、言い争いになってしまった。その勢いで、平を呼び出した雛姫だが……。
 結末に向け、カウントダウンが始まりましたが、恋愛の行方という未解決で最大のテーマなだけに、期待が高まっています。雛姫の印象もずいぶん変わりましたね。元々、頑固なところがあったのは認めますが、目が据わった表情を見るのは初めてかも……。意外という点では、平の言動も、不可解です。雛姫の視点からなので、尚更ですが、今回は、真と雛姫の親友としての固い絆に、ちょっと感動しました。

SNOW DROPS/慎結
読切/30P。 ジュースの自動販売機の補充というアルバイトをしていた一郎は、ある日、人気子役として有名な少女、編と知り合う。芸能事務所から逃げ出して来たようだが、成り行きで、追っ手から助けてしまう。一方、編は、一郎が、名門の劇団に所属する俳優で、昔は、看板俳優の一人として、活躍していたと知り……。
 シチュエーションとしては、かなり好きですが、俳優の仕事としてのエピソードがメインで、期待した恋愛要素が見られなかったのは、残念です。特に、ヒロインとしての魅力も失せてしまった結末が……。


Melody ( メロディ ) 2010年 02月号 [雑誌]

Melody ( メロディ ) 2010年 02月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/12/28
  • メディア: 雑誌



っポイ! 27 (花とゆめCOMICS)

っポイ! 27 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: やまざき 貴子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/07/03
  • メディア: コミック



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りぼん 1月号 [少女マンガ]

 12月1日発売。好みの作品は、いつもの連載2本のみです。

ひよ恋/雪丸もえ
 連載2話。 人見知りな性格と、変則的な入学により、クラスに馴染めずにいたひよりだが、隣の席の結心というクラスの人気者の他愛ない言動により、みんなとも早く打ち解ける事ができた。そんな事があって、結心に思いを寄せるひよりは……。
 爽やかなタイプの結心が、クラスをまとめているという感じですが、元々、ノリのいいクラスのようで、楽しそうですね。クリスマス会というクラスのイベントは、高校生としては、微妙な気もしましたが、一種のサプライズだったようで……納得しました。ひよりの言動も、相変わらず可愛いですし、ラブストーリーとして、動き出したところで、新たな問題が……という展開も、目が離せませんね。

MOMO/酒井まゆ
連載16話。 アパートの改装が終わり、自分の家に戻ることになった夢だが、一緒に暮らせなくなったモモは、機嫌を損ねていた。そんなモモの気持ちを察して、あるプレゼントをする夢だが……。
 夢と接してから、モモがどんどん幼くなっているように感じていましたが、それだけ、夢が好かれているという事ですし、微笑ましいものがあります。モモが喜ぶポイントも、夢に関わるものですし、挙げ句の果てに、大魔王をやめるとまで言い出して……。傾向としては、ハッピーエンド路線ですが、そう簡単に行くはずもなく、モモの秘密、複雑な深層心理の部分が明かされてきました。一波乱ありそうな雰囲気ですし、続きが気になります。


りぼん 2010年 01月号 [雑誌]

りぼん 2010年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/12/01
  • メディア: 雑誌



MOMO 3 (りぼんマスコットコミックス)

MOMO 3 (りぼんマスコットコミックス)

  • 作者: 酒井 まゆ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/10/15
  • メディア: コミック



ひよ恋 1 (りぼんマスコットコミックス)

ひよ恋 1 (りぼんマスコットコミックス)

  • 作者: 雪丸 もえ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/03/15
  • メディア: コミック



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LaLa 1月号 [少女マンガ]

 11月24日発売。好みの作品は、定番シリーズの3本です。

夏目友人帳/緑川ゆき
連載。偽りの友人の章 前編。
 ある日、夏目の元に、柴田という小学生の頃の同級生が訪ねてきた。昔の知り合いに、いい印象が持てない夏目は、警戒するが、その目的は、妖絡みの頼み事とわかり……。
 妖が見えると言っても、人との区別が付かないようなので、人に化けた妖は、夏目でも不得意な分野と言えそうですし、仕方ないのかも知れませんが、最初に、柴田の頼み事を、的確な判断ができなかったのが、問題を大きくしてしまったようで、悔やまれますね。

キスよりも早く/田中メカ
連載31話。 一馬が高校生の頃のエピソード。当時、クールな性格で、荒れていた一馬だが、一人、熱心に面倒を見てくれる先生がいた。前田という英語教師で、人懐っこく、本心からの親身な言動に心を動かされて行く……。
 教師としての一馬は、理想のモデルがいたと言う事がはっきりしました。確かに、前田という先生の言動とそっくりですが、演じているわけではないと言うのもわかりますし、なかなかいい話でした。

純愛ラビリンス/なかじ有紀
連載8話。 風邪をひいて、楽しみにしていた文化祭の参加が危ぶまれた羽美だが、文化祭、当日、何とか完治して、クラスの出しものや祭りの雰囲気を楽しんでいた。一方、文化祭のゲストとして、ステージで歌を披露することになった美斗は、時間まで、羽美と一緒に、校内を見て回るが……。
 澪の黒猫のコスプレも魅力的ですが、羽美のうさぎも、かなり破壊力がありますね。美斗もしばらく固まっていましたし……。可愛いシーンが満載で、楽しませてもらいました。とりあえず、今回は、色々な問題も小休止という感じですね。


夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842))

夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842))

  • 作者: 緑川 ゆき
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2005/10/05
  • メディア: コミック



キスよりも早く 6 (花とゆめCOMICS)

キスよりも早く 6 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 田中 メカ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/11/05
  • メディア: コミック



純愛ラビリンス 1 (花とゆめCOMICS)

純愛ラビリンス 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: なかじ 有紀
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/12/04
  • メディア: コミック



LaLa (ララ) 2010年 01月号 [雑誌]

LaLa (ララ) 2010年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/11/24
  • メディア: 雑誌



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花とゆめ 1号 [少女マンガ]

 12月5日発売。ようやく、2010年1号に突入しました。最新号まで7冊……厳しいですね。とりあえず、今回は、好みの作品が3本。

声優かっ!/南マキ
 連載11話。山田プロデューサーが持ちかけてきた話に乗った姫だが、それは、男性声優としてデビューするという突拍子もないものだった。困惑しながらも、家を出て、彼が用意したアパートで、一人暮らしを始めるが……。
 母親とのわだかまりを見ると、姫にとっては、少し距離を置くのが一番だと思いますし、少なくても間違った方向性ではないと思います。ただ、姫の夢は、近付いているのか、遠ざかっているのか判断が難しいところですけど……。

LOVE SO LIFE/こうち楓
 連載19話。何でも一通りの事は出来て、学校でも、男女問わず、慕われている詩春だが、ちょっとした切っ掛けで、クラスのあるグループからいじめを受けるようになり……。
 詩春のような性格でも、すべての人から好かれるというのは難しいと思いますし、悪意のある人からの攻撃に、どう対処するか、見極めたいところですが、それにしても、エスカレートして行くいじめの陰湿さは、腹立たしいものがありますね。

神様はじめました/鈴木ジュリエッタ
連載35話。学校に出現した巨大な妖は、奈々生と式神の力で、結界を張り、無事、退治することが出来た。一段落付いて、出雲行きの試験に目を向ける奈々生だが、そんな時、相手の香夜子に異変が起きて……。
 巴衛が、なぜ神使という役割にこだわるのか、少しわかったような気がします。巴衛にはない土地神の浄化という力に惹かれているというか、救われているようで……。一方、頑なに、奈々生へのライバル心を深めていく香夜子の様子も気になります。


声優かっ! 2 (花とゆめCOMICS)

声優かっ! 2 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 南 マキ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2010/04/19
  • メディア: コミック



LOVE SO LIFE 1 (花とゆめCOMICS)

LOVE SO LIFE 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: こうち 楓
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/05/19
  • メディア: コミック



神様はじめました 5 (花とゆめCOMICS)

神様はじめました 5 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 鈴木 ジュリエッタ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2010/01/19
  • メディア: コミック



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りぼん 12月号 [少女マンガ]

 11月2日発売。好みの作品は、3本です。りぼんの作品は、コミックス化が早いので、コミック誌ベースのレビューでも、さすがに4ヶ月遅れると、追い抜かれてしまいますね。
 3作の中では、MOMOが、今月、4巻の発売で、続きの気になるところで終わっていますが、りぼんの最新号(4月号)で、続きが読めるようになっていますので、コミック誌の売り上げを狙っているのかも知れません……。

ひよ恋/雪丸もえ
 新連載。高校生のひよりは、小学生に間違われる程、小柄で、人見知りな性格。入学式前日に事故に遭い、8ヶ月遅れの入学となる。みんなの注目を浴び、脅えるひよりだが、幸い、律花という幼なじみが同じクラスで、安心する。そんな中、クラスでも人気者の結心という隣の席の男の子に、ひよこというあだ名をつけられて……。
 小動物のような雰囲気のひよりが、とても可愛いですね。入学早々、色々とアクシデントがありますが、人当たりの良い結心との出会いで、前向きに変われそうな感じです。もちろん、それだけではなく、ラブストーリーとしての展開が、一番の見どころになりそうですし、続きが楽しみですね。

MOMO/酒井まゆ
 連載16話。モモがいつも持ち歩いている縫いぐるみのぽんきちが、ある日、前の持ち主に会ってみたいと言いだした。そんな気持ちに配慮して、夢は、モモと一緒に、ぽんきちを拾った川の上流にある隣町へと、持ち主を探しに出かけるが……。
 ぽんきち…は、夢が川で拾って、モモが動けるようにした縫いぐるみですが、今頃になって、このエピソードというのは、意味深ですね。番外編とも言えそうですが、モモの心境変化に強く影響を与えている事を考えると、重要なストーリーかも知れません。

CRASH!/藤原ゆか
連載・最終話。侑吾の脱退により、みんなの意向を踏まえ、CRASHは、グループとしての活動を休止する事になった。そんな時、CRASHに大規模なライブイベントの出演依頼が来る。花は、各メンバーのソロ活動を思案し、出演する方向で調整するが……。
 最終話という事で、花の腕の見せどころかと思いましたが、CRASHの成長ぶりは、花の予想以上で、ライブイベントのドラマチックな展開には、とても感動しました。


りぼん 2009年 12月号 [雑誌]

りぼん 2009年 12月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/11/02
  • メディア: 雑誌



ひよ恋 1 (りぼんマスコットコミックス)

ひよ恋 1 (りぼんマスコットコミックス)

  • 作者: 雪丸 もえ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/03/15
  • メディア: コミック



MOMO 4 (りぼんマスコットコミックス)

MOMO 4 (りぼんマスコットコミックス)

  • 作者: 酒井 まゆ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/03/15
  • メディア: コミック



CRASH! 7 (りぼんマスコットコミックス)

CRASH! 7 (りぼんマスコットコミックス)

  • 作者: 藤原 ゆか
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/03/15
  • メディア: コミック



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LaLa 12月号 [少女マンガ]

 10月24日発売。好みの作品は、2本でした。

キスよりも早く/田中メカ
 連載30話。ある日、一馬が高校生の頃の先生が倒れたという連絡が入った。しかし、会いに行くことはできないと言う意味深な彼の態度に、過去、何があったのか気になる文乃だが……。
 一馬の高校時代……素行が荒れていた頃のエピソードが明らかになりました。今の一馬がある恩人とも言うべき教師との美談ですが、多少、ありふれた展開という事もあり、心が動かされる程ではありませんね。

純愛ラビリンス/なかじ有紀
 連載7話。文化祭が間近に迫り、羽美のクラスの出しものは、動物のコスプレ喫茶に決まった。羽美は、うさぎのコスプレをする事になり、早速、衣装作りを始めるが……。
 羽美と伶良、何気にいい雰囲気ですね。お互いに、本心をさらけ出した関係に、好感が持てますが、恋愛を意識していないせいかも知れませんし、羽美を意識している美斗の本格参入で、どう変化するか、気になるところです。


LaLa (ララ) 2009年 12月号 [雑誌]

LaLa (ララ) 2009年 12月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/10/24
  • メディア: 雑誌



キスよりも早く 6 (花とゆめCOMICS)

キスよりも早く 6 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 田中 メカ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/11/05
  • メディア: コミック



純愛ラビリンス 1 (花とゆめCOMICS)

純愛ラビリンス 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: なかじ 有紀
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/12/04
  • メディア: コミック



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花とゆめ 24号 [少女マンガ]

 11月20日発売。好みの作品は、5本です。いつもの連載作品ですので、好み度が満点というのはありませんが、続きが気になる作品ばかりですね。

声優かっ!/南マキ
 連載10話。 2回目の校内放送も大盛況に終わり、一息付く姫……。そこへ、大手事務所の敏腕プロデューサーとしても名の通っている山田遥プロデューサーが、訪ねてきた。姫に、仕事を持ってきたという彼だが……。
 山田プロデューサーの思惑も気になりますが、姫は、少なくても、夢に向けて、前進しているようですし、微妙な家庭の事情を抱えながらも健気ですよね。

神様はじめました/鈴木ジュリエッタ
 連載34話。 出雲行きを賭けて、香夜子と競っていた奈々生だが、学校に出現した大きな妖に襲われ、保健室で休んでいた。そこに現れた乙比古に、式神の使い方を教わり……。
 自分で使いこなせない奈々生の能力を制御しつつ、補っているという式神の存在が、強い味方となりそうですね。既に、勝負はついたようにも思えますが、今回は、巴衛が神使となった理由も垣間見たように思いますし、浄化で救われたようなエピソードにも好感が持てます。

LOVE SO LIFE/こうち楓
 連載18話。 成り行きで、風邪で寝込んだ政二を、看病していた詩春だが、そこへ、政二が呼んだ助っ人の健が、見舞いに来た。更に、及川忍という友人まで訪ねてきて、政二の昔話で盛り上がっていたが、あまりの騒がしさに、詩春は、二人を追い出してしまう……。
 詩春が、可愛いです。健気に尽くしている姿に魅力を感じます。シチュエーションとしては、ラブストーリー寄りですが、どちらかというと、恋愛よりも、家族の温かみというような要素が強いかも知れません。過去の話が、印象に残りました。

ベリーベリー/日高万里
 連載11話。 くるみと連携して、絶妙なタイミングで校長室に潜入した紗々姫は、一気に、犯人を倒した。一方、職員室に潜んでいた犯人の仲間も歌丸の活躍で、事件は終息に向かう……。
 くるみと紗々姫の能力も重要ですが、空中宙返りまでする身のこなしとか、二人の運動神経の良さも、事件を解決する上で、無視できませんね。派手なアクションシーンは、なかなか見応えありました。

今日も明日も。/絵夢羅
連載32話。 ある日、ちかが突然、アルバイトをすると言い出した。反対する稜だが、それを押し切って、始めてしまい、心配でたまらない稜は……。
 ちょっと観点のずれたちかの言動を見ていると、心配になるのも無理ありませんね。天然というか、無防備すぎるようで、実際、トラブルに巻き込まれていますし……。


声優かっ! 1 (花とゆめCOMICS)

声優かっ! 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 南 マキ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/12/18
  • メディア: コミック



神様はじめました 5 (花とゆめCOMICS)

神様はじめました 5 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 鈴木 ジュリエッタ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2010/01/19
  • メディア: コミック



LOVE SO LIFE 1 (花とゆめCOMICS)

LOVE SO LIFE 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: こうち 楓
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/05/19
  • メディア: コミック



ベリーベリー 1 (花とゆめCOMICS)

ベリーベリー 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 日高 万里
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/08/19
  • メディア: コミック



今日も明日も。 4 (花とゆめCOMICS)

今日も明日も。 4 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 絵夢羅
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/08/19
  • メディア: コミック



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メロディ 12月号 [少女マンガ]

 10月28日発売。長年連載してきたシリーズ作品「っポイ!」が、残り6話となったようです。隔月発行の雑誌ですので、結末は1年後ですが、内容も恋愛要素満載で、楽しみですね。今回は、その作品を含めて、好みは、2本です。

っポイ.jpg

っポイ!/やまざき貴子
 連載81話。 春休み、雛姫と真は、映画を見に、街へ出かけるが、そこで、キーナという女の子と知り合った。恋愛に積極的で、罠を張り、偶然を装って、好きな相手にアプローチするという彼女の恋愛論に、耳を傾ける二人だが……。
 春休みも後半に入り、ようやく、結末が見えてきましたね。残された課題として、平と雛姫の恋愛の行方に、ストーリーが絞られてきたように思います。キーナというキャラクターは、性格が悪い事を気にしているようですが、積極的で強引な性格は、かなりインパクトがありますし、魅力的だと思います。

そこをなんとか/麻生みこと
連載/45P。 弁護士として、仕事の数をこなしていく楽子だが、なかなか極貧生活から脱することができず、一攫千金を狙える企業相手の訴訟を狙っていた。しかし、性格上、情に流され、今回も気の毒な依頼人の案件を、安請け合いしてしまう……。
 交通事故の後遺症に悩む依頼人の話ですが、相変わらず、楽子は、場の雰囲気に流されやすいですね。でも、今回は、依頼人の方が一枚上手だったと言えるかも知れません。身内の妨害が無ければ、成功していたと思いますし、偽りが正当化されるという楽子の一番嫌いなパターンを回避できたのは、例え、ただ働きになってしまっても価値はあったと思います。


Melody (メロディ) 2009年 12月号 [雑誌]

Melody (メロディ) 2009年 12月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/10/28
  • メディア: 雑誌



っポイ! 28 (花とゆめCOMICS)

っポイ! 28 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: やまざき 貴子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2010/02/05
  • メディア: コミック



そこをなんとか 3 (花とゆめCOMICSスペシャル)

そこをなんとか 3 (花とゆめCOMICSスペシャル)

  • 作者: 麻生 みこと
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/11/05
  • メディア: コミック



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LaLaDX 11月号 [少女マンガ]

 10月10日発売。今回は、シリーズ以外の読み切り作品のレベルが高かったようで、好みも6本ありました。レビューは、4本に絞りましたが、ミステリアスなヒロインが魅力の「白花メランコリー」(林みかせ)と、「空に映える」(野切耀子)も、面白かったです。

薔薇とジルコニア/斎藤けん
 読切/50P。 高校教師の里見は、飲み会の帰りに、酔った勢いで、公園で見かけた少女を家に連れて帰ってしまった。その子は、中学生の頃、同級生だった藤井美優という初恋の相手にそっくりで、名前も同じという偶然に動揺する里見だが……。
 いきさつは別として、ミステリアスな女の子という設定と、同居という展開に惹かれました。本人なら幽霊か、タイムワープ絡み等が考えられますが、テーマは別のところにあったようで、苦手な事を克服するという意味では、いい話でした。続編があるとすれば、ラブストーリーにも期待したいですね。

赤髪の白雪姫/あきづき空太
 シリーズ17話。 ゼンと白雪、お互いに想いを確かめ合って、親密な関係を育んでいる二人だが、ある日、ゼンと、その側近たちと一緒に、街へ遊びに行くことになった白雪は……。
 白雪も変わりましたよね。目を離すと、一人でどんどん先へ進んでいきそうな性格でしたが、丸くなったと言うか、表情が柔らかくなったようで、ゼンとの仲の良さが、とても微笑ましく思います。

桃山キョーダイ/ふじつか雪
読切/40P。 双子の兄妹として仲の良い有馬と千尋だが、幼い頃、偶然、本当の兄妹でない事を知ってしまう。16才の誕生日に、両親から真相を聞かされる事になっていて、その日が近付くにつれ、不安を隠せずにいたが……。
 どちらかが、本当の家族ではないという不安と、お互いに抱いている恋愛感情の行方が気になるストーリーでしたが、考えていたよりも複雑なオチで、色々と最後まで楽しめました。

純愛ステーション/田中慧
読切/40P。 高校生の舞は、自他共に認める鉄道オタク……。そんな彼女は、晴という4つ年上の駅員と付き合っていたが、高校卒業までは、恋人らしい事は避けようと言う彼の意向で、寂しい思いをしていたが……。
 オタクというか、ちょっと怪しい人という感じもしますが、健気な舞の言動に、とても魅力を感じます。絵柄も好みですし、初々しさのある純愛ストーリーを、たっぷり堪能できました。


LaLa DX (ララ デラックス) 2009年 11月号 [雑誌]

LaLa DX (ララ デラックス) 2009年 11月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/10/10
  • メディア: 雑誌



赤髪の白雪姫 3 (花とゆめCOMICS)

赤髪の白雪姫 3 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: あきづき 空太
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/03/05
  • メディア: コミック



赤髪の白雪姫 4 (花とゆめCOMICS)

赤髪の白雪姫 4 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: あきづき 空太
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2010/01/04
  • メディア: コミック



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