SSブログ

“文学少女”と美味しい噺 2 [コミックス]

 コミックス「“文学少女”と美味しい噺 2」を、読みました。原作小説の挿話集をベースにしたコミカライズ版ですが、大人になって、小説家として活躍している心葉が、過去を回想する感じで描かれた作品。基本的に、部室での遠子とのやり取りを描いた作品ですが、今回は、心葉のロリコン疑惑、ホモ疑惑、マザコン疑惑と、コミカルなエピソードが多くて、本編よりも好きかも……。


“文学少女”と美味しい噺(レシピ) 第2巻 (あすかコミックスDX)

“文学少女”と美味しい噺(レシピ) 第2巻 (あすかコミックスDX)

  • 作者: 日吉丸 晃
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/04/26
  • メディア: コミック



 原作の方も、今月、挿話集の3巻が発売されるようで、楽しみですね。他にも、関連書籍が3冊同時発売されていたり、かなり力が入っているようです。


“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)

  • 作者: 野村 美月
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2010/04/30
  • メディア: 文庫



劇場版 “文学少女” -appetizer-(DVD付)(エンターブレインムック)

劇場版 “文学少女” -appetizer-(DVD付)(エンターブレインムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: ムック



“文学少女”Fantasy Art Book

“文学少女”Fantasy Art Book

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: 大型本



“文学少女”のグルメな図書ガイド

“文学少女”のグルメな図書ガイド

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: 単行本




nice!(34)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

つづきはまた明日/紺野キタ [コミックス]

 コミックス「つづきはまた明日(1)~(2)」(紺野キタ)を、読みました。小学生の杳(はるか)は、母を亡くし、父と幼い妹、清(さや)と三人暮らし……。しっかり者で、思いやりのある優しい性格の杳と、好奇心旺盛で明るく元気な清は、仲の良い兄妹で、いつも遊びに来る父の妹、リカコも交えて、楽しい毎日を過ごしていた。
 そんなある日、隣の家に、佐保という杳と同じ年の女の子と、その両親が越してきて、家族ぐるみで意気投合して……。

 とても癒やされる作品です。ジャンルとしては、ホームドラマでしょうか……。平穏な毎日がリアルに描かれていて、とても共感が持てます。心が温かくなるような優しく穏やかなストーリーですね。
 具体的には、主人公の杳は、妹思いの優しい兄であり、隣に越してきた佐保とも自然と仲良くなります。また、同級生で、幼なじみのことみとも親密な関係を築いていて、展開としては、ラブストーリーに期待が膨らむところですが、この作品には、そう言った要素が全く感じられません。ほのぼのとした日常の隙間から時々見えてくる心の弱さ、悩みがポイントかも知れませんね。考えてみれば、母親を亡くしたばかりの杳が、傷ついていないわけありませんし、主夫をしている佐保の父も、仕事を辞める程の心の傷を抱えているようで、割り切れない気持ちもあると思います。色々と暗い要素を抱えながらも、人とのふれあいで、温かさを身に染みて感じるという雰囲気が、とても心地よく思える作品です。


つづきはまた明日 1 (バーズコミックス ガールズコレクション)

つづきはまた明日 1 (バーズコミックス ガールズコレクション)

  • 作者: 紺野 キタ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2009/02/24
  • メディア: コミック



つづきはまた明日 2 (バーズコミックス ガールズコレクション)

つづきはまた明日 2 (バーズコミックス ガールズコレクション)

  • 作者: 紺野 キタ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2010/02/24
  • メディア: コミック



nice!(37)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

電撃大王 12月号 [コミックス]

 散々悩んだ末、結局、インデックスのストラップに負けて、買ってしまいました。読まないコミック誌を買うのは、2冊目になりますが、「電撃大王 12月号」の中身は、アニメ作品が目白押しですね。知っているだけでも「灼眼のシャナ」、「GUNSLINGER GIRL」、「アスラクライン」、「ケメコデラックス!」、「真月譚 月姫」、「我が家のお稲荷さま。」、「WHITE ALBUM」、「とらドラ!」、「とある科学の超電磁砲」など……。ただ、アニメが終わった後に、マンガとして描かれるというのは、意味があるのか、ちょっと、疑問に思う面もありますね。良い面としては、作画が良くなるケースでしょうか……。例えば、絶叫さんの描く「とらドラ!」は、原作やアニメよりも、キャラクターが可愛く描かれています。あと、ストーリーがオリジナル路線に進むケースもあるようですね。中でも「WHITE ALBUM」は、最低と言われている主人公が、かなり美化されています。由綺と理奈の関係も微妙ですし……。ま、原作がマルチエンディングですし、各キャラクターの美味しい場面を繋げたようなアニメ版と違うのも当然かも知れませんね。
 全体的に言える事は、1作品のページ数が、10数ページと少ない事でしょうか……。月刊誌で、このペースは、致命的のように思います。

20091107-3.jpg

20091107-4.jpg

 それから、電撃文庫の新刊が発売されてしましたので、2冊程、買ってきました。「狼と香辛料(13)」と、「よめせんっ!」というどこかで見たような設定の作品。あと、前日、コミックスで読んで、面白かった「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の2巻~4巻も入手。
 コミックスは、花とゆめコミックスの新刊「片恋いトライアングル(2)完」と、「逆転ハニー」、「そこをなんとか(3)」の3冊です。片恋いトライアングル…終わってしまったんですね。LaLaDXを読む楽しみが1つなくなってしまいました。


電撃大王 2009年 12月号 [雑誌]

電撃大王 2009年 12月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2009/10/27
  • メディア: 雑誌



狼と香辛料 13 (電撃文庫 は 8-13)

狼と香辛料 13 (電撃文庫 は 8-13)

  • 作者: 支倉 凍砂
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2009/11/10
  • メディア: 文庫



よめせんっ! (電撃文庫 ま 7-11)

よめせんっ! (電撃文庫 ま 7-11)

  • 作者: マサト 真希
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2009/11/10
  • メディア: 文庫



俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)

  • 作者: 伏見 つかさ
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2008/12/05
  • メディア: 文庫



俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉 (電撃文庫)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉 (電撃文庫)

  • 作者: 伏見 つかさ
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2009/04/10
  • メディア: 文庫



俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)

  • 作者: 伏見 つかさ
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2009/08/10
  • メディア: 文庫



 話は、変わりますが、先日、「偽物語」の小説を読んで以来、ミスタードーナツが食べたいと、ずっと思っていましたが、今日、ようやく、買ってきました。一年ぶりでしたので、メニューは、様変わりしてましたね。フロッキーシューが目当てでしたが、無かったので、似た感じのベイクドシュー3種と、スティックパイにしましたが、結構、食べられないものですね。2個食べたあたりで、限界を感じました。

20091107-5.jpg

nice!(35)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

LOVE SO LIFE (1) [コミックス]

 読みました。花とゆめの連載で読んで、気に入った作品ですが、この1巻収録の4話は、増刊号(ザ花とゆめ)に掲載された作品で、未読でした。連載前のエピソードと、人間関係の経緯がはっきりして、より楽しめるようになったと思います。

love_so_life-1.jpg  LOVE SO LIFE (1)
 こうち楓
 白泉社・花とゆめコミックス


 高校生の詩春は、幼い頃に、親を亡くして以来、施設で育てられたが、そこで、小さな子達の面倒を見ていたのが切っ掛けで、保育士を目指すようになっていた。そんな彼女は、保育園でアルバイトをしていたが、よく懐いていた2歳の双子の家で、ベビーシッターのアルバイトを頼まれ……。
 まず、可愛い絵柄に惹かれました。不幸な家庭の事情をテーマにした設定と、ベビーシッターとして、子供と接するハートフルストーリーという感じで、とても好感が持てます。失踪した兄の子供を育てる事になった独身で、ルックスの良い松永という会社員との関係も見どころでしょうか……。いずれにしても、いつも笑顔で、優しく子供と戯れている詩春に、とても魅力を感じます。



LOVE SO LIFE 1 (花とゆめCOMICS)

LOVE SO LIFE 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: こうち 楓
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/05/19
  • メディア: コミック



nice!(20)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

“文学少女”と死にたがりの道化 (1) [コミックス]

 コミックス「“文学少女”と死にたがりの道化 (1)」を、読み終えました。原作ライトノベルのコミックス版という事で、楽しみにしていた作品です。気になっていた絵柄も、それほど悪くなく、原作を丁寧に描いたストーリー展開で、ライトノベルよりも臨場感は増していますね。このペースだと、全3巻になりそうですが、シリーズとしては、まだまだ続きますし、次のタイトルも連載されるのか、気になるところです。
 あと、帯に、「劇場アニメ化!」という情報が……。

◆詳しくはこちら → http://www.bungakushoujo.jp/

文学少女.jpg

 このシリーズは、キャラクターの魅力と、ミステリー要素を含んだ展開に引き込まれて行くような面白さのある作品ですが、死人は出ないものの、毎回のように刃傷沙汰になりますし、アニメ化は、無理かな……と思っていましたので、劇場版とは言え、嬉しいニュースですね。原作のライトノベルは、3冊読み終えて、番外編を除くと、あと、5冊残っています。連休は、読書に徹しようかな……。



“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ) 1 (ガンガンコミックスJOKER)

“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ) 1 (ガンガンコミックスJOKER)

  • 作者: 野村 美月
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2009/04/24
  • メディア: コミック



nice!(16)  コメント(5)  トラックバック(1) 
共通テーマ:コミック

Papa told me 私の好きな惑星 [コミックス]

 コミックス「Papa told me ~私の好きな惑星~」を、読みました。実質的には、29巻目にあたりますが、癒し系作品の代表作とも言えるシリーズですし、新刊が読めるのは、嬉しいですね。サブタイトルのイメージとしては、磨きのかかった知世ちゃんの演技力と、豊かな発想によるSFごっこという感じで描かれた数編のエピソードによるものかな……。収録の9作品、日常の何気ないエピソードですが、ある時は、無邪気な言動で、悩んでいる人を救い、またある時は、カウンセラーとして、発想の転換を促したり、抜群の演技力で、父親を喜ばせる小悪魔的な行動をとったりと、多彩な表情を見せてくれる知世ちゃんに、目が離せませんね。



Papa told me~私の好きな惑星 (クイーンズコミックス)

Papa told me~私の好きな惑星 (クイーンズコミックス)

  • 作者: 榛野 なな恵
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/04/17
  • メディア: コミック



nice!(8)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

涼宮ハルヒの憂鬱(8) [コミックス]

 コミックス「涼宮ハルヒの憂鬱(8)」を、読みました。正確には、7巻の途中からの「消失編」です。原作は、すべて読んでいますので、コミックスは、スルーしていましたが、2期のアニメで、メインストーリーになるという事ですし、読み返すつもりで、購入してみました。特に、新たな発見とか、原作との解釈の違いはありませんでしたが、一つだけ、気付いたのは、このエピソードをアニメ化するのに、必要不可欠な短編「笹の葉ラプソディ」(原作3巻収録)が、まだ、アニメ化されていないという事ですね。
 「笹の葉ラプソディ」は、みくるの能力で、キョンが、3年前の七夕に時間移動して、当時のハルヒと知り合うというエピソードですが、このエピソードが無いと、消失編は、解決できませんし、どうするのか、気になるところです。消失が起こるのは、12月という事を考えると、2期でやるには、間が開きすぎますよね。ネットで検索して見ても、同じように考えている人が多いようで、一番、有力なのが、4月から再放送される「涼宮ハルヒの憂鬱」に、1話追加されるというものです。そう考えると、再放送も意味のあるものになりますし、納得できるのですが、果たして、どうなるのか……。


涼宮ハルヒの憂鬱 (7) (角川コミックス・エース 115-9)

涼宮ハルヒの憂鬱 (7) (角川コミックス・エース 115-9)

  • 作者: ツガノ ガク
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/12/20
  • メディア: コミック
涼宮ハルヒの憂鬱 (8) (角川コミックス・エース 115-10)

涼宮ハルヒの憂鬱 (8) (角川コミックス・エース 115-10)

  • 作者: ツガノ ガク
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/03/26
  • メディア: コミック


nice!(9)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

コミックス「とらドラ! 2巻」特装版 [コミックス]

 約2ヶ月ぶりに、アニメイトとコミックとらのあなに行ってきました。行くのは、3回目になりますが、いつものように、大通り地下駐車場から、徒歩5分……。制限時間は、1時間と決めて、見て回りました。大通りでは、雪まつりの準備が大詰めのようで、完成間近の大雪像の作業風景なんかを、チラッと見ながら、まずは、コミックとらのあなで、目的のコミックス「とらドラ! 2巻 特装版」を、購入しました。近くの書店では、入荷した形跡もないのに、あるところにはあるものですね。限定版とは思えない程、山積みされていました。他には、コミックス「狼と香辛料 2巻」と、朗読CD付絵本「しにがみのバラッド。はねのないおんなのこ。」を、購入。店舗の奥の方にある、売り場面積の半分を占める同人誌コーナーが、いつも気になるんですが、なかなか、じっくり見ている時間もなく、約30分で、店を出て、隣のアニメイトへ……。
 アニメイトでは、かんなぎグッズが目的でしたが、破魔矢と、御守りくらいで、ちょっと地味な収穫でした。やはり、ざんげちゃんものは、ありませんでした。絵柄も原作のもので、ちょっと残念かも……。約20分、他にも見て回りましたが、めぼしい物はなく、急いで、駐車場へと戻り、時間は、13:17入~14:15出と、ギリギリ1時間以内。なんとか、駐車料金を380円に収めて、予定通り、帰ってきました。
 コミックス「とらドラ! 2巻」は、大河と竜児の関係を誤解した実乃梨のエピソードから、亜美の登場までを描いたストーリー。一番の見どころは、亜美の絵柄でしょうね。絶叫さんの描く亜美……めちやくちゃ可愛いです。
 絵を載せますが、今回は、デジカメではなく、スキャナーを使いました。画面から、はみ出るほど大きなサイズの画像で、かなり縮小して、なんとか、定番のサイズに収めましたが、やはり、スキャナーだと、綺麗に取り込めますね。

とらドラ-亜美.jpg


とらドラ!2 小冊子付き特装版 (電撃コミックス)

とらドラ!2 小冊子付き特装版 (電撃コミックス)

  • 作者: 絶叫
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2009/01/27
  • メディア: コミック



とらドラ-コミックス2.jpg


 あと、ほとんど衝動買いですが、「しにがみのバラッド。」の絵本は、能登麻美子さんの朗読CD付というのが、決め手ですね。実際、聞いてみましたが、内容はともかく、長時間、あの独特のウィスパーボイスを聴いていると、癒されるような心地よい雰囲気に包まれます。


しにがみのバラッド。はねのないおんなのこ。

しにがみのバラッド。はねのないおんなのこ。

  • 作者: はせがわ けいすけ
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 単行本


  


狼と香辛料 2 (2) (電撃コミックス)

狼と香辛料 2 (2) (電撃コミックス)

  • 作者: 小梅 けいと
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2009/01/27
  • メディア: コミック



nice!(14)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

コミックス「かんなぎ 6巻」って……。 [コミックス]

 コミックスの「かんなぎ 6巻」って、確か、表紙は、ざんげちゃん100円の絵柄だと思っていましたが、最近、書店で見た6巻は、つぐみになっていました。変だな~と、思いながら、かんなぎ関連の情報を検索してみると、コミックとらのあなの限定特典だったみたいですね。でも、見たのは、普通の書店だったような気もするんですが……。
 コミックスを買うわけではありませんので、どちらでもいいのですが、とりあえず、一つ、謎が解けました。でも、ナギの服を着たざんげちゃんの絵は、反則と言えそうな程、可愛いですね。ポスターか、ケースファイル等で、出ないかな……。


ざんげ.jpg


◆かんなぎブログ
ラフ画
http://playlog.jp/kannagi/blog/2008-10-20

彩色バージョン
http://playlog.jp/kannagi/blog/2008-11-08



かんなぎ 6 (6) (REX COMICS)

かんなぎ 6 (6) (REX COMICS)

  • 作者: 武梨 えり
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2008/11/08
  • メディア: コミック



nice!(7)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:コミック

人形芝居(3)/高尾滋 [コミックス]

 9月発売の花とゆめコミックスの内、コミック誌で未読の作品になりますが、「人形芝居(3)/高尾滋」を、読み終えました。
 近未来、アンドロイドの人形師、静と嵐が作り出したチャイルドタイプアンドロイドを巡る読みきりシリーズ。
(9話) 少年時代、どんな病気も手をかざすだけで治すという「奇跡の手」を持っていた大和は、その力も失い、稼いだお金も父親に持ち逃げされ、困窮していた。そんな彼に、昔、助けた資産家が、遺産を残しているという話が舞い込み……という展開。既に、壊れかけている子供型のアンドロイド、マリアと宝探しするというエピソードが、微笑ましいですね。辛い境遇にも、昔、助けられたという思いが、心の支えになっていたようで、一途に大和を思い続けていたマリアが健気というか、好感が持てます。壊れてボロボロになりながらも失いたくないと思う記憶を大切にしているアンドロイドのとても切ないストーリーでした。

(10話) 結婚を機に、10年間、共に過ごしたチャイルドタイプアンドロイドの史と、別れる事になった桃香。一方、結婚式が近づくにつれ、寂しげな表情を見せる彼女に、複雑な思いを抱く史だが……。
 人とアンドロイドの恋、切ないですね。恋愛かどうかは別として、10年間も感情を交わした相手と別れるのは辛いものがあると思います。史が毎日綴った10年間の日記というのもポイントかな……。

(11話) 病弱で長く生きられそうにないアーサー。そんな彼を、一途に思い続けている幼なじみのマリーは、彼に、結婚を申し込むが、断られてしまう。お互い、側にいるチャイルドタイプアンドロイドを通して、二人の本心を見極めていくが……。
 アンドロイド絡みの設定では珍しく、普通にドラマチックなラブストーリーが描かれています。愛し合っていても、愛し方の違いですれ違ってしまう切ないエピソードですが、気心知れた幼なじみという事で、ふられても陰から見守っているマリーの言動が、とても可愛く思えます。終盤、彼の本心を知ったマリーが、「命なんか捧げてほしくない…愛がほしいの」と、啖呵を切る姿にも感動しました。



人形芝居 3 (3) (花とゆめCOMICS)

人形芝居 3 (3) (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 高尾 滋
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2008/09/19
  • メディア: コミック



nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック